頭にガツンと一撃 (新潮文庫 イ 2-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102321010

感想・レビュー・書評

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  • たまたま、とある古書店で手に取った一冊。
    おそらく廃刊と思われるが、これはなかなかの良書で勿体ない。
    凝り固まった自分の頭の中身をしっかり撹拌すべきと説く。
    『必要が発明の母なら、遊びはその父である』
    間違いを最小限にするような行動「間違ってはいけない行動」ばかり取っていると行きつく先は私たち社会が「失敗」に押す烙印を避けるために設計された、保守的な思考形態である。
    かといって、急に頭を柔軟にと言われても、普段から心がけていないとなかなか実践は出来ないものである。

  • 柔軟な思考ができるように、頭をほぐし柔らかくする方法が、いろいろ書かれてある実務書。時々読み返しているが、やはり面白い。

  • 【目的】:自分に役立つ情報を得る。<BR>
    ・思考の2つの段階。「構想・アイデア出し」と「判断・意思決定」<BR>
    ・構想段階ではソフトな思考が大切。<BR>
    ・二つ目の正解を求める。<BR>
    ・比喩ハントをする。別の分野との組み合わせ。<BR>
    ・ルールを無視してみる。<BR>
    ・魔術師になる。「もうしこうならば、どうだろう?」の質問。<BR>
    ・あいまいに表現する。別の解釈をみつける。<BR>
    ・失敗の二つの効用。なぜ失敗するか分かる。新しい方法を試みる機会を与える。<BR>
    ・遊びは発明の父。<BR>
    ・専門外の分野に学ぶ。<BR>
    ・常識はずれに考えてみる。<BR>
    ・自分を独創的だと考える。頭へのガツンを生かす。<BR>
    <BR>
    #柔軟性・独創性あふれる発想力をいかに確保するかを考えさせられた。<BR>
    #一方、実行段階での的確な判断・評価・決定力も欠かせないことを改めて認識した。<BR>
    <BR>
    08-07

  • ・木のうえにのぼる方法は三つある。(1)よじのぼる。(2)ドングリのうえに坐る。(3)大きな鳥と友だちになる。 ロバート・メイドナント

    ・ほかの人たちがジグで行くならザグで行け。 トム・ヨハギー

    ・金で出し抜くより知恵で出し抜くという考え方の方がいい。  レス・ウォルフ
    ・ありがたい、パラドックスにぶつかった。これで多少前進の希望が持てる。  ニールス・ボーア
    ・不況の底でも、乱反射する友達がたくさん居て、自分を支えてくれる。 武田豊

  • ベタな啓蒙書ってところでしょうか。確かに、大人の頭が堅いような気はしたけど。。

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