ハッカーの報酬 (新潮文庫 サ 12-1)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102385012

作品紹介・あらすじ

ニューヨーク画壇期待の新進画家にして、タロット占いの名手、さらにコンピュータ筋の裏仕事もこなす天才ハッカー"キッド"。彼が防衛産業界の巨魁から依頼されたのはライヴァル社の次期戦闘機開発プランをしっちゃかめっちゃかにすることだった。ヤバイとは知りつつ、失業記者・デイス、女泥棒・ルーエレンと組んでこのでっかいヤマを踏むキッド。彼は明日も無事ビールが飲めるか?

感想・レビュー・書評

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  • 息子が「ご自由にお持ち帰りください」Boxから持って帰ってくれた中の1冊。
    どうもその箱の元の持ち主は翻訳ミステリーがお好みだったようで、息子が持ち帰った文庫本のほとんどが翻訳ミステリーだった。
    これはコンピュータハッカーを職業とする主人公のキッドとその仲間が、いかにコンピュータ犯罪を成功させるかを緻密に描いた作品。
    今でこそハッカーだの、ウィルスだのは誰でも知っている言葉だが、この作品が書かれたのは1989年。
    今から17年前のことであり、おそらく出版当時に呼んでいたら、何が何やらわからなかっただろう。
    と同時にそのころにこれだけのコンピュータミステリーが書かれていたということも、驚きではある。
    作者のジョン・サンドフォード(John Sandford)はアメリカでは人気のミステリー作家らしい。
    こうして翻訳ミステリーを、そのままオリジナルで読めるようになれば、また違った感想も持てるのかもしれない。
    果たしてそんな日が訪れるだろうか…

  • 中央 2F一般図書 一般・新潮文庫

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