- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102409022
作品紹介・あらすじ
カール・リーの弁護を務めるジェイクの周辺では、庭先に燃える十字架を立てられるなどのいやがらせや脅迫が相次ぐ。才気煥発な女子学生エレンと共に準備を進めるが、確信犯ともいえる犯罪で無罪を勝ち取るのは不可能に近い。公判が始まり、黒人と白人の対立が頂点に達するなか、ついに評決のときを迎えたが-。アメリカの裁判の雰囲気をリアルに伝える、第一級の法廷サスペンス。
感想・レビュー・書評
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中学の時に読んだが、陪審員制度が日本の司法制度と非常に違っていて印象に残っていた
まさか日本でも裁判員制度が採用されるとは・・
まさか自分が法学部に進学するとは・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
下巻に移ってもなかなか公判が始まらず、
人種差別問題に陪審員選びといろいろ詰め込まれている。
主題と思われる私刑の善悪だけでも
難しくておなかいっぱいだと思った。
去年"The Practice"をレンタルで見てたせいか、
読みながら法廷のシーンを何となく頭に浮かべてしまった。時代は全く異なるが。 -
<上>参照。
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初の洋書で、初めて居た堪れない感情を抱いた作品。
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結末に納得いかない。
後半はかなり急速に物語が進行していくので前巻のように丁寧な感情の表現がなくなり、感情移入がしにくくなります。 -
上巻共々教えられることばかり。最後の最後がすごいんだよね。やられた!と思うより泣いてしまうの。