陪審評決 下巻 (新潮文庫 ク 23-14)

著者 : ジョン・グリシャム 白石朗

• 新潮社 (1999年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

熾烈な陪審員買収工作が水面下で進行するなか、被告側陪審コンサルタントの親玉フィッチに近づいた謎の美女マーリー。彼女は、友人である陪審員ニコラスが評決の鍵を握っているという。はたしてマーリーの目的は何なのか?そして、勝利の女神は原告・被告どちらに微笑むのか…全米の一大産業に挑んだ一組の男女の孤独な闘い。その裏に隠された真の思惑が、いま明らかになる。

感想・レビュー・書評

[shimooonさんの感想 · 2023年1月7日]

民事陪審事件の評決に至るまでの、違法行為を含む駆け引きが描かれる。

積読にしてあったのがもったいない。
こういう時代を感じる本もいいね。

[hoshino0120さんの感想 · 2007年8月8日]

8/3

著者プロフィール

ジョン・グリシャム
一九五五年アーカンソー州生まれ。野球選手になることを夢見て育つ。ロースクール卒業後、八一年から十年にわたり刑事事件と人身傷害訴訟を専門に弁護士として活躍し、その間にミシシッピ州下院議員も務めた。八九年『評決のとき』を出版。以後、『法律事務所』『ペリカン文書』『依頼人』『危険な弁護士』など話題作を執筆。その作品は四十ヶ国語で翻訳出版されている。

「2022年 『「グレート・ギャツビー」を追え』 で使われていた紹介文から引用しています。」