パートナー 下巻 (新潮文庫 ク 23-16)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102409169

作品紹介・あらすじ

拘留され動きのとれないパトリックに対し、金の奪還を図り暴力も辞さない男アリシア。執拗な追手と検察を相手にパトリックが放った切り札は金の素性をめぐる、事務所ぐるみの大がかりな陰謀を記録した盗聴テープだった。欲望と裏取引の渦の中、追う者と追われる者がめまぐるしく入れ替わり、意外な犯罪の真実が炙り出される。捨身のパトリックに勝機は訪れるのか-驚愕のラスト。

感想・レビュー・書評

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  • 2022/1/30読了
    自分の死を偽装し、大金を略取して海外逃亡して捕まったことによる法的トラブルを尽く退けて、愛する女性との未来を思い描いていたら……やはり、退屈でも真っ当な生活を送り、背徳的な冒険はフィクションの中だけで楽しむというのが一番無難です、っていう教訓話ではないだろうけど。

  • 今までのグリシャム作品の中では一番面白くなかった。

    何せ主人公のパトリックが大して動かない。よっぽどサンディの方が感情移入出来るし主人公っぽい。

    エヴァにしても何だか中途半端だし、衝撃の結末との事だが、途中ぐらいから何と無く見えてきてた。

    やっぱり!って感じ。
    途中モヤモヤして最後もスッキリせず一体何のために時間かけて読んだのか意味がわからない。

    ガッカリした。

  • 衝撃の大どんでん、を狙ったのだろうけれど、だいぶ前から結末は見えていて「やっぱりなぁ」という感じだった。トリックや取引の展開はまあまあおもしろい。

    やっぱり女は強いなぁ。

  • 上巻におなじ。

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著者プロフィール

ジョン・グリシャム
一九五五年アーカンソー州生まれ。野球選手になることを夢見て育つ。ロースクール卒業後、八一年から十年にわたり刑事事件と人身傷害訴訟を専門に弁護士として活躍し、その間にミシシッピ州下院議員も務めた。八九年『評決のとき』を出版。以後、『法律事務所』『ペリカン文書』『依頼人』『危険な弁護士』など話題作を執筆。その作品は四十ヶ国語で翻訳出版されている。

「2022年 『「グレート・ギャツビー」を追え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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