大統領特赦 上巻 (新潮文庫 ク 23-21)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102409213

作品紹介・あらすじ

突然の大統領特赦。獄中から自由となったかつての辣腕ロビイスト、高額報酬も思いのままだった元弁護士バックマンは怪訝な思いで軍用機に乗る。自らの命を国家が「狩り」の賞品に供したとも知らず-。所有国不明の最新軍事衛星システム。それにまつわる多数の死者。各国の諜報機関が謎をめぐって彼を追い、安寧の地を求めた男が逃れた先は…?巨匠会心のノンストップ・スリラー。

感想・レビュー・書評

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  • 政界の元フィクサーがもつ巨額の価値を持つソフトウェアを巡って追われる様を描く。話としてはおもしろいが、後半から結末があっさりし過ぎていて残念。

  • この人の本は大好きだが、トリック・アドベンチャー性に富んでいるものとそうでないもの、つまり当れと外れがはっきりしているように思う。本書はどちらかといえば当りのほう。一気に最後まで読ませてしまう本だった。

  • 7

  • 尻すぼみ感は否めないが、なかなか読みごたえのある内容

  • 写真の無いイタリアの観光案内。眠くなるだけ。

  • 「最後の陪審員」の方を先に読みましたが、本国での出版は、「大統領特赦」の方が後だったようです。偵察衛星をめぐるスキャンダルで禁固刑に処されていた男、ジョエル・パックマンは、選挙で大敗を喫し、退任するアメリカ大統領からの特赦を受け、6年ぶりに自由の身となった。彼は、イタリアに移され、新たな名前と身分を得る。だが・・・。感想は下巻読了後に。

  • グリシャム大好き

  • どうしたグリシャム。
    超訳から新潮に復帰して、久しぶりに手にすることが出来たのですが。。。。
    ノンストップ・スリラーが売りのはずのグリシャムですが、渋滞とまでは言わないにしても、速度制限遵守の作品です。まあ、リーガルスリラーでないので、少々気になってはいたのですが。
    その上、きっと最後にはどんでん返しをやってくれるだろうと期待していたら、不発の花火のように大人しく終了。あらら。。。見事な肩透かし
    期待が大きかった分、評価は下がって星二つ。

  • 6/8

  • テンポはいいが、話そのものが停滞しまくっている。 イタリアでのシーンが大部分を占め、しかもそのほとんどがくどくて退屈する。上巻は同じことの繰り返しで中身なし。下巻でやっとストーリーが動き始めるが、待ちくたびれた私は早く読書を終わらせたいだけだった。終盤になってドタバタと話が収束するのは相変わらずだが、全体を通して雑なものだから、あやふやになった謎が嫌でも目立つ。 映画化を見越して書いたのだろうか。この作家の作品の中では低レベル。

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著者プロフィール

ジョン・グリシャム
一九五五年アーカンソー州生まれ。野球選手になることを夢見て育つ。ロースクール卒業後、八一年から十年にわたり刑事事件と人身傷害訴訟を専門に弁護士として活躍し、その間にミシシッピ州下院議員も務めた。八九年『評決のとき』を出版。以後、『法律事務所』『ペリカン文書』『依頼人』『危険な弁護士』など話題作を執筆。その作品は四十ヶ国語で翻訳出版されている。

「2022年 『「グレート・ギャツビー」を追え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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