- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102417027
作品紹介・あらすじ
恋のゲームに熱中するほど若くはないけれど、あきらめの境地にはまだまだ。ようやく男というものの正体が見えはじめてきた年頃のサバンナ、バーナディン、ロビン、グロリア。人生を思い切り生きている彼女たちの、友情、恋愛、結婚、仕事-あけすけなおしゃべりや、ひそやかなため息、威勢のいい啖呵、ホロッとくる愛の告白などをコミカルに綴った28編のオムニバス・ストーリー。
感想・レビュー・書評
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一昔前の話だけれど楽しくよめる。
黒人女性4人の友達同士の、人生の物語。
映画は見ていないが映画を見たような読後感。
この親密な女子友の世界は日本にないものとこの手の話を見たり読んだりするたび思う。
相手と自分の違いももちろん受け入れた上での仲良しさ。日本は違うものははみ出す関係。生きにくさを覚える子供や若者や大人でも、そのままで別にいいんだからと思わせてくれない社会でうらやましく思える。
以前に旅であった黒人のおばさまも親切で包容力があったなーとおもいだす。
明るくて軽い名作かもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2冊目の読書ノート 1993/9/5~2005/4/30に記載
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未婚の黒人女性(1人は離婚協議中)4人組の日常を描いたベストセラー作品の下巻を読みました。
これって、アメリカの黒人女性って設定だから、なんとなく異国の女性ってこんな感じなのかな?ってワイドショー的な興味で楽しく読み進められたけれど、日本人のアラフォーが日々オトコ探しとかキャリアアップとかで大騒ぎして同じようなことをしている設定だったら、超~愚作だったように思う。
内容はないようなものだし、かなり下品なことばかり出てくるし…。
こういった崖っぷち4人組って設定は『セックス・アンド・ザ・シティ』ととても似てる。
SATCを楽しめた人には面白いのかも…。
らじ家の女性陣はSATCを全く楽しめなかった(視聴時間は時間のムダだったと思っている。全部観たけど…)ので、この作品もそれほど感動したりだとか、共感したりだとかはなかったな…。
時間つぶしには悪くないお話でした。
つまんなくもないけれど、別に読まなくても良かったかな…って本だったよ。 -
何だか上と同じようにみんなでワイワイやってるうちに終わった感じ。最終的にはみんなそれぞれの幸せを見つけたかなとは思うけど結末部分へのプロセスの詰めが甘かった気がする。
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「黒人女流作家」というところに興味をもち読んだ1冊です。
10年以上前に読んでいるので、正直内容については・・・
確か黒人の女性友達の話だったと思いますが、黒人女性版「デスパレートな妻たち」或いは「SEX AND THE CITY」のような感じで、非常に読みやすく、その後著者の本を何冊か読んだと思います。
映画化もしてると思いますので、『本を読んでから、映画を見る』まさに2度楽しめる1冊です。 -
気力の限界みたいです。
なんだか重心がなくなった感じでどうも集中できなくて。
1つのことに気持ちを集中させるのにどれだけ苦労するかを医者に説明する。
やろうと思ってもどうしてもふと焦点がぼやけてしまう。いつも不安感がぬぐえない。悲しい。いつもつあkれている。このペースをいつまで続けられるか見当もつかない。 -
山田詠美が絶賛してたので読んでみました。
四人の黒人女性たちのお喋りは、まるで自分もその場に一緒にいるかのようなリアリティと楽しさがあって最高。
ちょっと古い話だけど、今の世の男性たちもこの時代からあまり変わっていないだろう!ww