- Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102472217
感想・レビュー・書評
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日米開戦で登場した日本人悪役、インド人悪役、中国人悪役が日米開戦、合衆国崩壊、大戦勃発と順に退治されていくことに気づく。日米開戦で大活躍したチェスターノムラのジェームスボンド話が楽しい。
しかしトムクランシーの4巻の第1巻はまだ核心にたどり着けず背景や登場人物の人間像が中心に描かれる。
軍隊、ライアン、悪役の悪役であることの正当性、などが中心。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容 :
大戦勃発(The Bear and the Dragon, 2000)
バチカン大使が中国警察官に殺害され、反発による不買運動で中国経済が危機に陥る。
これに対し中国は、シベリアの資源を狙い、ロシア大統領暗殺とシベリア侵攻を目論む。
著者 :
トーマス・レオ・クランシー・ジュニア(Thomas Leo Clancy, Jr., 1947年4月12日 - 2013年10月1日)は、アメリカの小説家。
軍事や諜報活動を扱うテクノスリラー小説を数多く執筆し、また自身の名を冠したテレビゲームの監修も務めた。 -
2016/02/07読始め
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日米開戦、合衆国崩壊に続く3部作の最後をかざる大戦勃発。
原題「The BEAR and The DRAGON]でも分かるように中国とロシアの大戦がテーマである。
この3部作では、日本、イランそして中国がアメリカの敵として描かれる。3部作の最初から中国首脳が影で暗躍する様が描かれているので、この大作の構想から締めには中国が難敵になるようにプロットしているのであるから脱帽である。
1巻では、米中の経済交渉を中心に政治交渉が淡々と描かれる。
根底に流れるのは・・・中華思想。漢人こそが選ばれた民族であるという思想に対して民主主義の理解の外というクランシー独特の皮肉で徹底的に対抗する。 -
まぁ、かなり出来過ぎている
ような部分があるのを
差し引いて、☆4つ。
どうしても、最初のころの
『レッドオクトーバーを追え』
の印象と比較してしまうと
イマイチかなぁ・・・なんて
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・ -
おもしろそうなのだが、1巻しか買ってなくて、まだ読んでない。5巻もあるんで、読むのも大変。