テロリストの回廊(下) (新潮文庫)

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制作 : Tom Clancy  Peter Telep  伏見 威蕃 
  • 新潮社 (2013年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102472521

テロリストの回廊(下) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 2015年7月11日, 'ホアキン・エル・チャポン・グスマン'がメキシコの刑務所から脱獄した。このエル・チャポンこそメキシコ最大の麻薬カルテル「シナロア・カルテル」の創始者かつ盟主であり、その脱出方法が独房まで続く精巧なトンネルであったことが衝撃である。
    911では航空機がWTCに突込んだが、これはクランシーが日本と合衆国の戦争を描いた作品がテロリストの作戦計画の下敷きになったとされたが、今回の脱獄はテジャブである。
    クランシーの作品は、テロリストのテキストのようになっているのかもしれない。
    裏を返せば、クランシーの構成するフィクションが現実をよく取材したものであることの証左である。
    本書では、麻薬の生産を握るアルカイダに代表されるイスラム過激派組織とその最終工程と流通の上流側を中南米の麻薬カルテルとの繋がりとその両者に打撃を与えるためのアメリカの闘いが描かれている。しかし、アメリカ合衆国の法規ではでは全くカバーできない非合法の領域である。クランシーの作品ではしばしば、非合法の組織が活躍するがこれが政府に対する警鐘であることは疑いのないところである。

  • 遺作として読んでみたが内容が多岐にわたり焦点がぼやけた感がある。残念。

  • 「読み終わった」設定になっていますが
    上巻の流れから、欠片も開いていません。

    ・・・( ̄  ̄;) うーん

    機会があったら読んでみたい
    ですがねぇ。。。

  • 図書館の本棚で見かけて、久しぶりにこういう小説が読みたいなあと思って借りてみた。
    CIAやテロリストや麻薬密売業者といったそれぞれのグループの序章的な部分で名前や関係性などを理解するまでは今ひとつ乗れなかった。年を取ったってことかなあ。
    後半、それぞれの関係性や思惑などなど理解できた後は一気に読めたけれど、もうこういったジャンルは手に取ることはないかも。

  • アメリカ、麻薬、マフィア、アーミーのコテコテ物は苦手だが読んでみる。
    最新鋭の重火器、武器が登場し科学の進歩を感じたり、ヒュンダイ、ipad等のキーワードが身近さを演出し、今も少しとなりで起こっている事なんだぜ間を出している。

    相変わらず、軍隊生活の厳しさが回想としてチョイチョイ入ってくるところは、読みづらいが、当著者の他の作品よりかはスラスラ楽しく読める。

  • 主人公の周りのチームメンバーや協力者たちは兎に角、あっけなく死んでしまうし、主人公たちが活躍してもテロが起きてしまうという物語の面白さとか痛快さというよりも、ひたすらリアリティを追求した感がある作品となっているが、少々、やり過ぎ感があり、主人公にも感情移入し辛いし、読後の爽快感は少ない。また、最後の女との結末もちがうだろうという感が残る。

  • この作品の場合、ジャック・ライアンシリーズとは違い、
    結構簡単に、人が死にますねえ。
    途中、なんとも悲しい雰囲気になってしまいました。

    それと、『日米開戦』あるいは、9.11を彷彿させるような
    テロ行為には、戦慄してしまいます。
    有りがちな、正義の味方がやってきて、全て万事解決。
    卑劣なテロは起こりませんでしたとはならない所が、
    トム・クランシーの面目躍如でしょうか。

    怖い話ですが、さすがにトム・クランシー。
    一気に読んでしまいました。
    こんな素晴らしい作品を書く人物が
    亡くなってしまったというのは残念です。

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テロリストの回廊(下) (新潮文庫)の作品紹介

タリバン幹部二人が頻繁にメキシコ人らしき人物と接触していることを突き止めたムーアは、急遽本国に戻る。まさか、アメリカが最も恐れる二大巨悪組織、南米麻薬カルテルとタリバン・テロリストが手を組んだのか……。メキシコ国境の警備を強化する中、全米を震撼させる超大型テロ計画が見え隠れしてきた。あの9・11の悪夢を阻止すべく、ムーアは大胆かつ意外な行動に出るが――。

テロリストの回廊(下) (新潮文庫)はこんな本です

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