米中開戦 2 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102472545

作品紹介・あらすじ

謎の敵に封じ込められた〈ザ・キャンパス〉――調査から浮かび上がるのは〈センター〉と呼ばれる人物、あるいは組織。しかも最高度のサイバー諜報技術とサイバー戦遂行能力を有している……。一方、中国はついに軍を動かす。台湾空域を侵犯し、フィリピン・スカボロー礁に戦闘部隊を上陸させたのだ。その目的は何か。迫りつつある米中全面戦争という最悪のシナリオは避けられるのか。

感想・レビュー・書評

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  • ドキドキする展開が繰り広げられる。

  • 巻を細かく分けざるを得ないのは、出版社のロイヤリティ出費など、経済的な理由によるものだそうで、仕方ない

  • 面白くなって来た。

  • 2020/7/29 楽天ブックスより届く。
    2023/1/23〜1/25

    アメリカ軍のドローンが乗っ取られる事件が発生。犯人と思われる若者を香港で見つかる。中国軍はスカボロー礁に軍隊を進出させ、緊迫感漂う中、ザ・キャンパスの面々も犯人に近づくべく香港に向かう。最後の一行が非常に気になる。
    3巻へ。

  • 2015年5月にアメリカの司法当局は中国のサイバーテロ部隊に所属する5人の中国人を起訴した。このニュースは、まさに中国がバーチャル空間を悪意で支配しようとしていることに対する西側からの対抗として受け止められた。本巻では、中国のサイバーテロ部隊が様々なカモフラージュのもとありとあらゆるコネクトされた機器をハッキングする恐ろしい未来が描かれている。ハッキングにより原子炉の炉心の操作が外部から行われるという新たなリスクの認識は、新たな戦争のあり方を出来させる恐ろしい未来の予言でもある。アメリカ当局は、中国の軍組織の構成員と目される5人を起訴した事実は、アメリカが仮想敵国だった中国をハッキリ敵国と認識しているという証左に他ならない。本巻では、多くのサイバー要員を抱えている中国の事実が他国への直接的脅威となっていることを踏まえた、恐怖がエンターテイメントとして描かれるが、仮想近接未来とならないとも限らない。

  • 今回もかなりスピーディーな展開。香港の闇組織登場

  • 無人機の乗っ取り。
    現実に起こっても
    おかしくないですよねぇ。。。
    日本に米軍無人機が駐留し
    日本も導入を検討していると
    いずれこういう事が起こったら
    どう対処できるんだろう・・・
    って思いながら読んでました。
    サイバー戦、日本は戦えるのかな?

  • じわりじわりと将棋のように数手先の展開を見据えながら事は起こっていく。アメリカは対処療法でしのごうとするが原因すら掴めていない。巻き返しはなるか?

  • 少しづつ物語が動き始めます。

    そうだよなぁ、無人機の乗っとりって、
    こわいよね。

  • 基本、クランシーはアジア人がお気に召さないので、前の日本との戦争においても、正面切った戦いではなく、今回の中国との戦いもサイバースペースの劣勢にしかすぎず、これ以外はアメリカは負けていないとうスタンスを崩さない。

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著者プロフィール

Tom Clancy
トム・クランシー
1947年メリーランド州ボルチモア生まれ。1984年『レッド・オクトーバーを追え!』が大ベストセラーとなり、流行作家の仲間入りを果たす。同作の主人公ジャック・ライアンが活躍するシリーズのほか、『オプ・センター』シリーズや『ネットフォース』シリーズ(いずれも共著)など、数々のヒット作を生み、ゲーム制作にも乗り出した。2013年死去。

〈トム・クランシーのオプ・センター〉
謀略の砂塵(上・下)
北朝鮮急襲(上・下)
復讐の大地(上・下)
暗黒地帯(ルビ:ダーク・ゾーン)(上・下)
黙約の凍土(上・下)
ブラック・ワスプ出動指令(上・下)

「2022年 『ブラック・ワスプ出動指令(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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