米中開戦 4 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102472569

作品紹介・あらすじ

〈センター〉から米本土へのサイバー攻撃は苛烈を極めていた。都市インフラを始め、金融システム、原子力発電所、軍事偵察衛星に到るまで、次々と加えられる彼らの襲来を防ぐすべはないのか。麻痺寸前のアメリカを覆う不安とパニック――。香港のCIA工作員と共に敵の正体を追いかけていた〈ザ・キャンパス〉は、ついに尻尾をつかまえるが……。著者の遺言ともいえる国際軍事巨編!

感想・レビュー・書評

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  • 著者の遺作と思っていたら、このあとライアンシリーズ最終章があるらしい。男の子は好きな内容です

  • 面白かった、他の作品も気になる

  • 最高。一気読みした。

  • アダム・ヤオのファンになった。

  • 2020/7/29 楽天ブックスより届く。
    2024/1/31〜2/1

    出張先の松山へのバスと松山で読了。
    全面戦争を避けるためのピンポイントでの攻撃、蘇将軍の暗殺シーンなど、手に汗握る展開。面白い!
    しかし、次もし戦争が起こるなら、こういう展開なんだろうということがよくシミュレーションされているなぁ。恐ろしいことだ。

  • 中国が国家として画策するサイバーテロの本拠地を掴んだ米国は、中国の苛烈な反撃に遭いながらも拠点の破壊に成功する。そして、元凶となった軍事最高責任者の蘇を北京で暗殺し、軍部の後ろ盾を失った韋総書記の自刃で幕となった。
    後ろ書きにもあるが、本書はエンターテイメントであるが、フィクションとノンフィクションの区別が曖昧になるくらい、リアル世界と通じていて、政治の匙加減を間違えたら予言書となるような怖さをもっていると思う。経済力を持った大国、中国がどのように振る舞うか本書に書かれた警句を胸に見守るしかない。

  • ―――pp.326
    「ただ、自分がしている仕事はこの国にとってきわめて重要なものなのだという視点は絶対に失ってはいけないが、幸せになることをあきらめてもいけない。きみは幸せになることに値する人間だからね」「はい、あきらめません」

    仕事や日々の雑事を言い訳にすることなく幸せになることに素直に正面からチャレンジできたらいいな、主人公のように迷いなく「あきらめません」と言い切れたらどんなにいいだろうかとトムクランシーの小説を読みながら全然違うことを考えていた。

  • 安心のエンディングだが、ちょっとぬるい。
    クラーク活躍残しておいてくれてありがとう!

  • まぁ、最後は米国が勝利する
    ってのは毎度の事なんでしょうが・・・
    ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
    にしても、最新兵器よりも
    旧来型兵器や古典的手法だったりと
    直接的な大規模戦争ではなくて
    ピンポイントの暗殺や爆撃なんですね。
    まぁ、トム・クランシーらしいですが。

    亡くなってしまったのは
    とても残念です。。。

  • 終わり方が急ぎすぎたか。5冊構成でもっとじっくりと書いても良かったかな。ライアンシリーズがこれで終わりは悲しい。

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著者プロフィール

Tom Clancy
トム・クランシー
1947年メリーランド州ボルチモア生まれ。1984年『レッド・オクトーバーを追え!』が大ベストセラーとなり、流行作家の仲間入りを果たす。同作の主人公ジャック・ライアンが活躍するシリーズのほか、『オプ・センター』シリーズや『ネットフォース』シリーズ(いずれも共著)など、数々のヒット作を生み、ゲーム制作にも乗り出した。2013年死去。

〈トム・クランシーのオプ・センター〉
謀略の砂塵(上・下)
北朝鮮急襲(上・下)
復讐の大地(上・下)
暗黒地帯(ルビ:ダーク・ゾーン)(上・下)
黙約の凍土(上・下)
ブラック・ワスプ出動指令(上・下)

「2022年 『ブラック・ワスプ出動指令(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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