- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102900031
感想・レビュー・書評
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やめたくてやめたく仕方がなかった会社員時代に、本屋で目に飛び込んできたのが、この本。
これぞ起業家の心意気。そういうつもりでお書きになったのかわかりませんが、会社辞めても食っていく心構えが学べる良書。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015-023
堀場製作所の創業者による1冊。
極めてまっとうな内容だと思います。
やれるだけのことをやって、それでも嫌なら辞めればいい、という主張ですし。
また、会社にも社会にも貢献しつつ、おもしろおかしく仕事に臨め、という点も、著者は強く主張しています。
初出は20年ほど前の本ですが、今でも十分、通用する内容だと思います。 -
堀場製作所を起業した堀場雅夫氏が社内向けに発していたメッセージをまとめた本。
ただの自己啓発本と違い、起業家堀場氏が実際に体験した経験に基づいた思いが詰まっているので、一言一言に重みがある。仕事への取り組み方はどうあるべきか、考えるのに非常に参考になる。 -
戦争時代に20前後だったおじさまの人生論の中でも刺激的だった本。穿った言い方をすればオヤジの戯言だけれども、実体験に基づいた考察だったり、格言だったりするので、実感がこもっている。そして著者は誠実な人柄なんだと思う。肩の力を抜きたいときにおすすめの本だ。
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「キング・オブ・ベンチャー」の異名を持っていた堀場製作所の会長、堀場氏の「会社とおもしろおかしくつきあう法」を説いた本。
京大で原子核物理学を学んでいたものの、終戦直後のアメリカによる政策のため、その道が完全に閉ざされてしまった堀場氏が選んだのは起業の道であった。
本書は堀場製作所の社内報に寄せた堀場氏のメッセージをベースに綴られたものである。しかし氏のメッセージは普遍性を持ち、部外者にも十分に参考になり、教えられることも多いと思う。
<strong>「人生とは思うように行かないのが当たり前」。</strong>功成り名を遂げた堀場氏さえ、このように思い、感じながら生きてこられたそうである。「堀場氏でさえがそうやったんなら、凡庸な僕が同じように思う事があっても全然おかしくあらへんわぁ」なんて、妙な勇気(って言うんかな?)を貰えた。
本書は絶版となっているようだ。中古本屋に「ひと山いくら」で置いてあることも多いと思う。もし見つけたら、一度手に取ってみて欲しいと思う。 -
いやはや、頑固オヤジですね。やたらとがむしゃらな印象を受けます。
でも、社是「おもしろおかしく」があるから閉塞感が救われる、良い社是だと思います。 -
雑誌に書いたコラム集みたいなの。何話も読みつないでいくと独特のテンポで結構面白い。仕事も学位も自分で切り開ける、また切り開いていくことの大切さを書いている。学生という身分でより入社3〜4年目くらいしたらまた読みたい。
06/6/9くらい -
堀場製作所の社是がいいっすね