- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102900192
作品紹介・あらすじ
国境を越えて世界的に繁殖するオタク文化とは?超人的な視力を持ち、自由に情報発信するオタクとは?極秘オタク情報を開示しつつ、その全貌を明らかにする、フツーの人のためのオタク学バイブル。東大「オタク文化論ゼミ」公認テキスト。
感想・レビュー・書評
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【新潮文庫版 2008年 有り】
【単行本 1996年 有り】 -
オタクというものがどういう人間か、外観がなんとなくわかった気がする。オタク的な見方のところは、なるほどな、と思わせる。
しかし、これは主に男性のオタクについての論であり、現在ではオタクと呼ばれる人たちの幅も以前より広がってきている。
また、江戸時代の日本文化の流れで今のオタク文化がある、と著者は言っているが、他の先生に言わせるとそれはちょっとズレているらしい。 -
作り手側視点満載で面白い。共感したり、奥深さを感じたり。好きである事の大切さを感じた。
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メインカルチャーとサブカルチャーをしっかり分けて大人のものと子どものものを区別している欧米に対して、子ども向けのものでも大人が真剣に作っているという日本のコンテンツが人気を博すのは理解できる。
サブカルチャーやカウンターカルチャーの位置づけをしっかりと確認。
ハリウッド映画のストーリー展開が時間軸を元に観客をつなぎとめるように仕組まれているという分析は、「なるほど」。 -
岡田先生によってもはやオタクは学問にまで発展しました
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今だからこそ読んで欲しい。メイド喫茶に行って「萌え萌え」言うのがオタクの全部ではないんです。