子どものことを子どもにきく (新潮OH!文庫)

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著者 : 杉山亮
  • 新潮社 (2000年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102900260

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子どものことを子どもにきく (新潮OH!文庫)の感想・レビュー・書評

  • 父親が年に1回、息子にインタビューした3歳から10歳までの8年間の記録
    難しいスキルは抜きにして、単純に読んでて笑っちゃう…だけど実は奥深いぃって感じ( ´艸`)
    2007年4月(息子:3歳7か月)に読んでこうゆうこと言う言う!って共感する部分が多々あり、毎年5月5日にお父さんが子供たち一人ずつとファミレスに行ってインタビュー&ビデオ撮影してます(●´ω`●)ゞ
    さて今年は8歳の息子と6歳の娘からどんな話を聞き出せるかな???

  • 林麻衣子所蔵。おもちゃ作家、児童書作家杉山亮さんの書籍。杉山さんの講演にいったらとてもユニークだったので買ってみました。

  • 読んだのは岩波書店の本。
    期待していたほど突飛な会話がなくて正直そんなもんかーという感じ。
    印象に残ったのは迷子のときに何を考えていたのかについてのインタビュー。意外といろいろ考えて動いていることや、行動範囲が大人が思うより広いことに感心した。
    日々成長している子ども。その成長を見逃さずにいたいと改めて思うのだった。

  • インタビューの逐語録。
    成長中とともに子どもの変化する様子と
    客観的に考察する、というか
    つっこみを入れる筆者がおもしろい。

    どこにいるかも
    いつなのかも
    何もわからなくても困っていない、
    という子どものすごさ!インパクトある。

  • 最後のあとがきの文章
    子どもの夢を壊さない、妨げないのは覚悟がいる

    8歳で語った夢を実行している子どもはすごい!

  • 10年以上前に読んだ本を再読。3歳の「字が読めなくて、今いる場所がわからなくて、今がいつかもわかんなくって、それでもやってけるわけだー。」最初に読んだ時の衝撃は変わらず。
    改めて読むと、5歳になった隆くんが迷子になって「泣いてる場合じゃないと思った」や6歳の苦手な先生を嫌いじゃなく好きな順の最後に言ういじらしさに泣いてしまった。

  • 大人になり、固定観念の塊に悩まされている方にもおすすめ。

  • たかしくんのお父さんが、三歳から十歳まで毎年たかしくんにインタビューする本

  • 面白い。何が面白いって子どもの話を聞くってスタイルが面白いです。大人と言うものは往々にして話したがりで特に子ども相手ともなると老婆心が全開になりイイコトを言ってやろう・感心させてやろうと下心が透けて見えるもの。興醒めしながらも黙って話を聞いてくれる子どものほうがよっぽど大人です。

    本書はおもちゃ作家の杉山さんが当時3歳だった息子のたかし君にインタビューし、以降 年に一回、たかし君が10歳になるまで続けられた記録です。しょっぱなから、たかし君が今がいつでココがどこかも認識していないことが明らかになりますが、当たり前ながらそれって凄い。だって大人なら常に自分の存在する時間と場所は把握しているもので、それが分からないと不安になります。

    杉山さんもおっしゃってますが、3歳のたかし君の話を聞いているとこの頃の子ども達は私達とは同じ空間にいながら別次元の存在であるように感じられました。神様とかそんな感じの。どこで聞いたか忘れましたが、生まれてくるまでの子ども達というのは神様の元に居るので『水子が成仏できずに母を祟る』と言うのは胡散臭いみたいな話を思い出しました。成仏も何も既に仏であるという理屈です。もしかしたら生まれてからも神様の元にちょくちょく帰っているのではないかという気がしてきました。

    4歳のたかし君はもう人の子です。トンチンカンながらも自分が持ってる知識を総動員してインタビューに答えてくれます。そして5歳のたかし君は大人顔負けの落ち着きっぷりを見せてくれます。
    感心したのは迷子になったことを怒られなくてよかったねと言われて何故と返したこと、そしてお母さんが心配してたよと言われて自分も心配したと返したことです。実にクール!
    でも言われてみれば、迷子って子どもが悪い訳ではないので怒られる筋合いも謝る筋合いもないですよね。本当に子どものほうがずっと大人で、大人のほうが身勝手な子どもです。

    たかし君が語る保育園論や教科書論も斬新で、大人はもっと子どもと対話をするべきなのかもしれません。子どもがいるなら是非インタビューしてみたくなる一冊です。

  • とても面白い。自分のこどもに試したが、うまく迷回答を引き出せなかった。

  • 3歳から10歳までの8年間、筆者が息子へのインタビューを1年に1回行った様子を収録したもの。自分も4歳の息子を持っているためかなりおもしろく読めた。子どもだからと侮らず、考えていることをうまく言葉にできないだけなのだと、改めて自分を戒めなければ。
    巻末の「文庫版のためのあとがき」には15歳になった息子さんの様子が書かれており、この親子関係、うらやましいなぁと思いました。小さいお子さんをお持ちの方にはオススメします。

  • 自分の子供にインタビューをする著者の話。

    3歳の隆さん・神を語る。
    4歳の隆さん・仕事を語る。
    5歳の隆さん・迷えるときを語る。
    6歳の隆さん・保育園を語る。
    7歳の隆さん・お金を語る。
    8歳の隆さん・スポーツを語る。
    9歳の隆さん・教科書を語る。
    10歳の隆さん・来た道を振り返る。

    普通の大人同士のインタビューでは
    同じ言語体系を持って、
    ある程度共通のマナーにのっとって行われる。
    だから「イエスか、ノーか」とたずねれば、
    ちゃんと質問の趣旨に沿って、
    そのどちらかの答えが返ってくる。
    仮に、その答えが
    インタビューアー個人との見解とは違っていても
    インタビュー自体はちゃんと成立する。
    じゃあ「イエスか、ノーか」に尋ねたときに
    「おまんじゅう」とまじめに答えられたら、
    どう対応すればいいのか。

    インタビューはまさにそれの連続で、
    答えもハチャメチャだけど、それは貴重な記録になる。
    あと数年もすれば口の聞き方も
    大人のそれと近いところになってくるが、
    それは、あるものを獲得する分、
    あるものを失うことを意味している。

    3歳の頃のインタビューでは、
    ここかどこかわからなくて、
    今がいつかわからなくて、
    壁に書いてある文字が読めなかったら、
    大人ならパニックになるけど、
    ところが彼はその状況下でもニコニコしている。
    どうもそういうことは、
    一番大事なことではないらしいことに著者が気づく。

    4歳の頃になると、
    相変わらず変なことを言って著者を煙に巻くけど、
    でも1年間余分に生きた分、ちゃんと知識も増えて、
    論理的な考え方もするようになっていて、
    たとえば、飛行機もどうやって作るかという話など、
    自分の知識を総動員して、
    全知全能を振り絞って答えを出そうとするのがすごい。

    本当は大人だって飛行機はどうやって作るかなんて知らない。
    大人と子供の違いは知らなくても生きていけることを
    知ってしまったことだけ。

    この時期に隆くんは「例えば」という言葉を取得している。
    隆は「べホイミ」を覚えるように「例えば」を覚えた。
    著者は「一応」とか「ちょっと」とか
    「まあまあ」とかの、
    いかにも処世に都合のいい言葉が出てくるのも
    そんなに遠くはないだろうと予想する。
    天真爛漫の幼年時代はまさに盛りなのだけど、
    少しずつ確実に大人への階段を登っていくのがわかる。
    うれしいようで、しかし淋しい。 というのは、
    やはり自分勝手な感想なのだろうと著者は考える。

    6歳の頃になると「まぁまぁ」などという
    大人用語をつかってお茶を濁す術を取得する。
    隆は「べホマ」を覚えるように「まぁまぁ」を覚えた。
    経験値が上がっているわけで。
    だけど、子供に「まぁまぁ」などと言われるのは
    悲しいことらしく、
    やはり「最高だった」と言われるようでありたかったと
    著者は嘆く。
    そして終わってから著者が気づくことは・・・

    一番身近にいる人間にインタビューする、
    という手法が新しくて面白かった。

  • 子供へのインタビューを通して解っているようで解らない子供の世界がおかしくたのしく解かる本ですよ。

  • 子供インタビュー

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子どものことを子どもにきく (新潮OH!文庫)の作品紹介

父親が年に1回、息子にインタビューする-3歳から10歳に成長していく子どもの世界観をとらえた、新鮮な試み。意表をつく受け答えは驚きと笑いの連続だ。「うちの子」へのインタビュー・8年間の記録。

子どものことを子どもにきく (新潮OH!文庫)はこんな本です

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