子どものことを子どもにきく (新潮OH文庫 26)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102900260

作品紹介・あらすじ

父親が年に1回、息子にインタビューする-3歳から10歳に成長していく子どもの世界観をとらえた、新鮮な試み。意表をつく受け答えは驚きと笑いの連続だ。「うちの子」へのインタビュー・8年間の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 本の雑誌・年末ランキング号から。でもそれ、ちくま文庫で復刊されたものがピックアップされていたのでした。で、元は本書だってことが分かり、なら中古でいいや、ってことでこちらを入手・読了。これ、自分もやっておけばよかったな~。せめて今からでも、可能な範囲でやってみようとは思うけど、取ってつけた感が否めんな。企画として面白い。

  • 図書館。「ひとときの会話を共に楽しめればそれでいい。」p213

  • 2020.1.27

    子どもと親のインタビューが主なのですぐ読めた。

    4〜5歳くらいの回答が大人の言ってることもわかってて会話としてちゃんと成り立つけどけど、ちょっとファンタジー要素が入る受け答えもあったりして面白いなと感じた。

    私も子どもが2歳くらいになって会話できるようになったらインタビューしてみたい。
    最初に聞きたいのは胎内記憶!
    インタビューの内容は5年日記に書き記しておいて、この本のように大きくなったら過去のインタビューをこうだったんだよって話してみたい。

  • 幼児に考えてることを聞く、というテーマが面白い。
    ボリュームが弱め

  • 小さな子供に話を聞くコツが、
    この本を読んで分かりました。
    独身の時に読んだのですが、
    自分が親になり、本のことを思い出しました。
    娘との会話が豊かになりました。

  • 3歳から10歳まで毎年一回父親が子どもにインタビューした記録。子どもの成長とは何かを考える。

  • 「子育てコーチングの教科書」という本の中で紹介されていたので、読んでみたいと思った。「あなたも名探偵」シリーズで知っていた著者は、自分の子どもが3歳~10歳になるまでの8年間、年に1回、地殻のファミリーレストランでインタビューをしてきたらしい。"どう"わが子に対して、"何を"インタビューしてきたんだろう?興味がある。

  • 相沢さんの本で紹介されていてい読んだことがあった。
    父のインタビューに素直に答える息子さんがおもしろい。
    再販されたとのことで、杉山さんから直接購入。
    サインも入れてもらった♪

  • 林麻衣子所蔵。おもちゃ作家、児童書作家杉山亮さんの書籍。杉山さんの講演にいったらとてもユニークだったので買ってみました。

  • 読んだのは岩波書店の本。
    期待していたほど突飛な会話がなくて正直そんなもんかーという感じ。
    印象に残ったのは迷子のときに何を考えていたのかについてのインタビュー。意外といろいろ考えて動いていることや、行動範囲が大人が思うより広いことに感心した。
    日々成長している子ども。その成長を見逃さずにいたいと改めて思うのだった。

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著者プロフィール

杉山亮(すぎやま・あきら):1954年東京生まれ。76年、都の公立保育園の第一号男性保育者として伊豆諸島の利島保育園で働く。以後83年まで各地の保育園、幼稚園に勤務。30歳のときにおもちゃ作家へ転身。「おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房」を主宰する。現在は山梨県北杜市小淵沢の高原で児童書の執筆をして暮らす。主な著書に『子どものことを子どもにきく』(ちくま文庫)、『あなたも名探偵』シリーズ(偕成社)、『たからものくらべ』(福音館書店)、『青空晴之助』『児童書作家の思いつき』(仮説社)などがある。また、ストーリーテラーとして「ものがたりライブ」というお話会を全国各地の図書館、小学校で開いている。

「2023年 『子どもをおいて旅にでた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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