- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102900376
感想・レビュー・書評
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僕自身は喫煙者であり、今のところ禁煙を考えているわけではない。
禁煙をしたことはある。何度も。それでも、現在喫煙者であるということは、これまでの禁煙は全て失敗したということだ。最長で1年半くらい禁煙していたが、ある日、お酒の席で勧められたタバコをつい口にして、そのまま喫煙者に戻ってしまった。それは我ながらあっけないものだった。
この本の筆者は27年間吸っていたタバコをやめることを決意し、それに成功する。それまでに数限りない失敗を繰り返した後で。
禁煙のノウハウ本ではない。確かに、筆者の考える「コツ」みたいなことは書いているが、こうすればうまく行くよ、ということを書いた本ではない。禁煙(あるいは禁煙の失敗、さらには喫煙)ということに対しての、筆者の個人的な体験と考えを綴っている本、と考えた方が良い。
禁煙を試みたことのある、少なくともある程度は成功したことのある人間にとっては、思い当たることが沢山書いてある。それは喫煙をし、禁煙を試み、ある程度は続いたことのある人にしか分からない内容だろうな、とも思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・12/28 わざわさ恵比寿にまで行って買ってしまった.上記2冊と平行して読む.只今禁煙中.あまり気張らず素直に禁煙しようと思う.
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平成16年(2004年)
・1/2 読了.でも今回は調子がいいのか理由ははっきりしているからか、それ程つらくは無い. -
素晴らしい文章。禁煙を題材に自分自身の内面と向き合う記録。
恐らく、喫煙者は喫煙した時間と同じだけの時間をかけ、肺中のニコチンをはき出す人生を送る。それはそれで、また味わい深い人生ではないか、と山村は指摘する。
私の禁煙生活も、本書が大きな支えとなりました。 -
禁煙って実はニューワールドなんだって。