妖怪馬鹿 (新潮OH文庫 73)

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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102900734

感想・レビュー・書評

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  • 京極夏彦がうだうだ喋り他が補足や茶々入れする面白いけど無価値な鼎談。水木しげる界隈の妖怪観が多少解るだけ。
    いい加減な妖怪系作品を否定しながら、神聖視する水木しげるとその著作を詭弁を弄して守ろうとしてるのが面白い。

  • 楽しく読みました。妖怪の発生、位置付け、定義などなど冗談も交えて語られてますが、学ぶところも多い。なにかの事象や感情にキャラクター性を持たせる発想ってユーモアがあるなぁ。みんな大好き水木しげる先生談も楽しくて笑ってしまいました。ゲゲゲの鬼太郎を久々に見ようかな(^^)なんて。

  • 新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2008/9/17~9/20 新横浜から帰りの新幹線にて読了。
    いやいや、この3人は本当に”馬鹿”です。妖怪に対する知識と見識が半端ではありません。
     京極さんの、いろんな漫画家を模した漫画の巧さに驚きました。
    (ちなみにこれは最近新潮から出た本ではなく、前にでたOH文庫版)

著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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