- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103002512
感想・レビュー・書評
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警察庁のエリート官僚の竜崎が事件と家族の問題に立ち向かう話。めっちゃくちゃ堅物で融通の利かない一方、真っ直ぐで筋を通す竜崎のことをいつの間にか応援してしまう。警察内のいざこざに事件にと盛り沢山で面白い。この先の竜崎が気になるからシリーズ読んでいこう!
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ここまで正と悪を自分の中ではっきりさせ、行動できる人間って強いんだなぁ。と、思いました。
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2018.9.17 読了
時々 こんなtheっぽい話を読んでみたくなる。
タイトルだけで借りました。
実際に こんな清廉潔白な人がいたら
いいのかもしれないけど、
まあ フィクションだよね。。。
けど、読みやすく 面白かった。 -
筆者の作品が売れる理由が分かる。
冗談抜きに面白い。 -
★3.5 面白かった。これから楽しみ。
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第27回(2006年) 吉川英治文学新人賞受賞
内容紹介
竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は〈変人〉という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。 -
再読。
ドラマが始まったので、もう一度読んでみようと思って。
キャリア官僚たちには色々な思惑がうごめいてるんだなぁーと。 -
警察庁長官官房総務課長の竜崎伸也が、小学校の同級生で警視庁刑事部長の伊丹俊太郎とともに、警察の危機に対応する話。
今野らしく淡々としたストーリー。主人公の竜崎は変わり者だが筋を通そうとする人物。その生き方が吉と出るのか凶と出るのか。面白い。 -
警察モノは横山秀夫作品ばかりだったので、
食指が動いて読んでみた。
冒頭からいけすかない主人公の性格を、
読み進めるためにどうにか理解しようとするが、
やっぱり近くにいてほしくないタイプだった。
しかし彼も多少なりの変化を経ていく様子もあって、
終盤にかけてはさくさく読んだ。
ものすごくいい訳じゃないが、
ダメでもない、読み易い本。