芥子の花 (金春屋ゴメス)

  • 194人登録
  • 3.62評価
    • (19)
    • (44)
    • (55)
    • (4)
    • (1)
  • 49レビュー
著者 : 西條奈加
  • 新潮社 (2006年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103003120

芥子の花 (金春屋ゴメス)の感想・レビュー・書評

  • きっかけ:姉のすすめ
    感想:設定に驚いた。
    最初、読み始めてしばらくは設定が理解できず少し混乱したが、読み進めてやっと理解。まるで外国に行くように江戸(江戸を模した場所)に行ける世界で、日本から江戸にわたる若者が奉行所で働くことになった。予想できないほどの迫力のある女性のお奉行様の下、謎に立ち向かう。
    主人公が江戸に入ることになったこと自体が、謎に関係していることも後から知る。
    読後感は「スゴイ!よくこんな設定を思いついて、物語をつくりあげたなぁ」と西條さんに脱帽。衝撃的だった。

  • 現代の日本のから独立した「江戸国」
    長崎奉行所の極悪お奉行ゴメスやその手下たちの
    大活躍☆

    「金春屋ゴメス」シリーズ第二弾

    江戸発の阿片が?というところから始まるお話し
    劇画チックなキャラも、ますます面白い。
    続編待ってます!

  • 金春屋ゴメス、1作目は正直面白いとおもわなかった、というか、さきに西條作品のふつうの江戸舞台のものを読んで気に入ってしまってたから、なぜこんな突飛な(現代社会に人工的に再建された設定の江戸)という舞台にしたのか受け入れられなかった感なんだけど、2作目で、そうかこれはジャンプ的に読めばいいんだと思ったらがぜん面白かった。ワンピースやブリーチに出て来るキャラなら、有り得ない、いままでにないキャラほどわくわくするから、ゴメスもそういう存在だとおもえば、とても脳内劇場で劇画的におもしろかった。でもせっかく女性という設定なんだから、そこがもうちょっとキャラに生かされてほしいけどなあ。流人島の設定や、怪しい男丈吉が終盤絡んで正体が剥がされていくかんじも、悪役の下衆っぷりも、救出劇もとてもハラハラ感があってよかった。こういうの、女流作家で珍しいなあ。男の人が描く世界というかんじがする。
    なんだか、印西なんちゃらという黒幕がでてきたから、金春屋シリーズはこの先もあるんだろうし、つぎはぜひぜひ期待して読みたい。こういう、独自の別世界のなかで織なされる冒険譚みたいなの、だいすき。
    あと芥子の花から阿片を採取するの、どこかでいつかみてみたいなあ。ああいうふうに精製されることと、花がこんなに美しいことを、今回調べてはじめて知った。育てちゃいけない花だからこそなおさら見てみたいなぁ。むかしのひとはどうしてそれに麻薬成分があることに気づいたんだろうね。大変興味深いし勉強になった。

  • 辰次郎が逞しくなって帰って来た。

  • ファンタジー大賞なら間違いないと買っておいた一冊、の続編である。確認したつもりだったが、どうやら2巻から読んでしまったらしく、最初は細かい設定がつらつら描かれていたが、それらは全部一巻の詳細 江戸国産の阿片が密輸されている事件を、長崎奉行ゴメスが追う。暴力的で奇天烈、現代日本なら即刻クビが飛んでいてもおかしくはない奉行だが、そこは江戸国ならであるので、一巻を読んでいなくてもあまり問題はない。が、やはり一巻を知ってから読むほうがおもしろみが違うかもしれない。
    では、そして頭の良さは人一倍である。ゴメスが追うと前述したが、実際調べ行動するのはその個性的な雑役たちである。ゴメスはミステリで云えば、安楽椅子探偵なのかもしれない。
    最初はゆったりと進むのだが、途中からあれよあれよと引きずっていく。潜入操作の辺りは江戸にしてはちょっとご都合良過ぎるのでは、と思わなくもないが、江戸を走る辰次郎たちに続いてさくさくと読み進められる。
    続きを期待させる終わり方だが、果たして江戸国に未来はあるのだろうか。楽しみにゆっくり続刊を待つことにする。

  • 登場人物が増えたけど、とっ散らかっていなくて更におもしろい。

  • 読むのに時間がかかったな・・・

  • 二十一世紀の日本の中にある江戸国。
    楽しめるけど、少々詰め込み過ぎなのと、細かな設定の甘さが気になった。

  • 面白かったです^^ シリーズ2作目でキャラクターも周知だし、とても楽しめました。辰次郎の取り柄って何だろうと思っていたのですが、なるほど~、確かに。素敵な取り柄だと思いました。金春屋の皆が今度はどんな活躍をするのか、次の作品を心待ちにしています♪

  • ゴメス第2弾。

  • 前作が面白かったので期待しましたが、つまらなかった。単なる時代劇になっているので、時代劇チックなら山本一力のほうが100倍面白い。

  • 金春屋、ふたたび。
    阿片の流出を巡る騒動に、新しい仲間も加わり、金春屋は今日も大忙し。

    相変わらずいい感じでした。
    新しく加わった朱緒もかわいいですねー。

  • 図書館にて。
    設定は独特だったけど、楽しく読めた。
    このシリーズの2作目だったのね。知らなかった(笑)
    ゴメスのキャラクターが人情派の方にも、冷血漢の方にも転んでない、
    新しいキャラクターで好感が持てた。
    後になっちゃったけど、1作目も読んでみよう(笑)

  • 自然と共存するという考えから、日本の中に全く違った文化の「江戸」という国が作られた。
    完全な鎖国。
    入国出来るのは、一回きり。

    前作の「金春屋ゴメス」がファンタジーノベル大賞をとり、こちらはその続編。

    日本や海外に江戸の出と思われる阿片が出回り、それを調査していく裏金春の面々。

    時代小説のような、違うような不思議な感覚。

    鯉のシーンが笑えて、好き。

    また、続編を期待させるような終わり方だったので、続きが出たら読みたい。

  • ゴメスぶちょ~
    前作同様たのしかったゴメスさんの馬のシーンは迫力満点。
    で辰次郎の恋の予感も。

  • 金春屋ゴメスシリーズ。
    ゴメスだ。北斗の拳ではない。
    主人公、「たつじろう」だと思ってたけど「しんじろう」みたい。
    二作目にしてヒロインぽい可愛い女の子が出てきてしまって残念。
    違うだろ、そこはゴメスだろ……。

  • おもしろかった。前作はゴメスの迫力だけがすごい強い印象だったけど、今回は私のなかで他のキャラも生きてきてて楽しかった。あいかわらずゴメスは強い。ほんっとぶっとんでて好きだ。辰次郎の優しいとこも好きだ。そして朱緒さんが凛としててきれいだ。はてさてちょっと恋愛色も入ってくるのか?事件は片付いたけど、なにやら江戸をめぐってきなくさい動きあり。次回に期待!

  • 人情ものでありながら
    科学とファンタジーの物語

    芥子の花の白
    ゴメスの立ち姿
    新登場のヒロイン朱緒
    巨大な黒鬼丸
    島流しの谷の暗さ
    麻衣椰村のサクの衣装

    色彩を感じた

    脇を固める登場人物は
    魅力的だけど
    多すぎて
    イメージしきれないのが残念

    見かけ振る舞いと
    明晰な判断にギャップのあるゴメス

    日本から江戸国入りした辰次郎
    時代劇オタクのアメリカ育ちの松吉

    日本で暮らしたバックグラウンドを持つ

    それぞれの人たちの今後の人生も
    鎖国してる江戸国の今後も気になるところ

  • 前回にまして綱渡りな気が。
    芥子の花畑はきれいなんだろうなあ
    洞窟、扉を抜けるときれいな花畑ってなんかのセオリーなんだろうか。

  • 続編とかあると知らなかったです。
    今回もドタバタしてましたね。
    新キャラも登場して面白さUP!

  • 金春屋ゴメスの第2弾です。
    主人公が腕時計にリストバンドをしています。
    江戸時代の話ではなく、日本の中に「江戸国」が有るという設定です。
    江戸時代と同じで鎖国をしています。 
    手前の人物が今回登場人物に加わりました。
    第三弾が読みたいです

  • 金春屋ゴメスの第二弾。相変わらず痛快やね。上司が実際こんな人だとたまらんけど、読んでる分にはハチャメチャ加減がとっても楽しい。

  • 全巻と変わらない安定した面白さ。新キャラも格好良い可愛い。
    阿片問題のお話。

  • やっぱ面白いなぁ。
    結構切ない境遇に置かれた人が多いのですが、じめじめしてなくてからりと健気に生きてゆく人たちに共感します。
    お気に入りの粟野のじい様も大活躍で楽しめました。
    アニメ化とかしたら面白いだろうなぁ。。。
    ゴメスの過去が語られたり、黒幕らしい人物の名前が呟かれたり、続きが気になる展開となっております。

全49件中 1 - 25件を表示

芥子の花 (金春屋ゴメス)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

芥子の花 (金春屋ゴメス)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

芥子の花 (金春屋ゴメス)の作品紹介

上質の阿片が海外に出回り、その産地として、日本をはじめ諸外国から槍玉に挙げられた江戸国。老中から探索を命じられたのはご存知「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守。ゴメスは、異人たちの住む麻衣椰村に目をつけるが…。辰次郎、NY出身の時代劇オタク・松吉、海外旅行マニア・奈美といった面々はもちろん、女剣士朱緒をはじめ新メンバーも登場し、ますますパワーアップした異色時代小説。

ツイートする