港町食堂

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著者 : 奥田英朗
  • 新潮社 (2005年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103003519

港町食堂の感想・レビュー・書評

  • 奥田英朗の旅エッセイ。ものぐさな著者が編集者に連れまわされて日本の観光地、韓国などを旅する。文章のそこかしこに漂う、ただのオッサンテイストが凄い。ユーモアはもちろんあるのだが、ほんとにただのオッサンの旅のブログを読んでるような感じ・・逆にこんなおっさんがあんな面白い小説を書くのだからわからん。優れた作家ほどスイッチのオンオフが明確にどこかについているのに違いない。奥田英朗という作家が好きでその人物像を知りたい人にはいいけど、特に興味がなければちょっと損したような気になる可能性がある。

  • 奥田英朗のエッセイ、4冊目(かな?)。他のはどれも面白かったのだが、これはものすごくつまらなかった。基本的に出不精だそうだが、今回の紀行文、とにかくだらだらとただなんとなく目的もなく、編集者に連れまわされてあちこち行ってみました、という内容で、しかもタイトルからすると訪問地のグルメも紹介するのかと思いきや、言葉短く何も伝えるつもりがないとしかいいようがない、文字通り味も素っ気もない食レポ。ただ、「美味でした」だけってさすがにどうよ、と。
    直木賞を取って多忙作家の仲間入りをし、作家活動に消耗する身心を癒すための旅、という感じだが、それにしても、こんな内容でも読者が気に入って読んでくれると思っているとしたら、にわか人気に少し調子に乗ってしまった態度だろうという気がして、ちょっといただけない。
    ひさびさに時間を無駄にしたと思えた本。

  • 旅に出て 飯食って 醍醐味。

  • こーゆードタバタした旅の日記みたいなの好きだわw

  • 奥田英朗さんが編集者とともに船から港へ入り、その街を観光する、「旅」に掲載されたエッセイ集
    とてもブラック、そしてシニカル、加えて、ネガティブ!!!!!

    しかし、そこが面白い!
    女子アナとかが「おいしー!」っていうより、気難しい人が「ん?おいしい」と言うほうが説得力ありませんか?(私だけ?)
    文句いいつつも、人が暖かいとかご飯美味しいって結論にいたる奥田さんの文章からはウソを感じないから好きなのかもしれません

  • 奥田氏の小説だと思ったら、旅レポだったw
    残念だったので低評価。ララピポ借りればよかった。。

    彼の文章はユニークだし面白いんだけど、
    他人のお金でおいしいもの散々食べたり、色んなとこ行けるのを見て、
    だんだん羨ましさが勝って途中からいらついてしまった(嫉妬)

    でも、ちょっとした空き時間に読むのはいいかも。

  • この作品の旅のテーマは港町を巡るということで、高知・長崎五島列島・宮城牡鹿半島・韓国釜山・新潟佐渡・稚内礼文島の6つの旅が紹介されています。
    港町を巡り、また離島にも行くこともあり、交通手段は基本フェリーなどの船。当然釜山に行くのも下関からの高速船。東京から仙台に向かうのに、わざわざ名古屋まで新幹線で行き、名古屋港からフェリーに乗るという旅程には無茶するなあと笑ってしまいました。
    旅の旅程、交通手段の選択はすべて同行の編集者が決め、奥田英朗は連行されるだけ。文中にも「N木賞を取ったのに待遇が変わらない」などのボヤキが入ったりして、無茶な旅程など「水曜どうでしょう」の大泉洋に共通するなあと思いました。だからおもしろく感じたのかも。
    旅先でやることといったら、土地のうまいものを食べて、酒を飲んで、地元のスナックで酒を飲んでの繰り返し。でも、こんな旅してみたいかも。

  • 船で上陸する旅行記。小説家でなくただの普通の人のブログに過ぎない。後半は船のたびすらにも飽きた様子で訪問地でなく退屈な船の紹介などで原稿を埋めましたって感じ。

  • 2012.2.5読了。

    相変わらずの面白さ。国内でいい、いや国内がいい、旅行したいなぁ。

  • 小説だと思って図書館で借りました。読み始めて衝撃!!! え、エッセイじゃんっ!!(苦笑)
    どうしようかなーって思いつつ(私はエッセイがあんまり好きじゃない)奥田さんのエッセイはおもしろいってのをなんかで読んだことがあったので一応読んでみた。

    うん。おもしろい。なんか、伊良部ちゃんがいるみたいだった(笑)
    この人のひとり言、好きだなぁ。トキの下りとかちょっとわらっちゃった。
    あとちょいちょい子供とか女性に地の文ではなしかけるとことか。なんか人がいいおっちゃんって感じがする。
    あとウケたのは韓国アカスリ!! 人としての尊厳……ぷぷっ。
    「ムスコ、だらり」に爆笑しちゃいました。下ネタかもだけど全然違うくておもろすぎる。
    最初船上でダンスしてたらユカ編集長に見られてたのもおもしろかった! ラストの礼文島の情景とかもいいよね。フードかぶってる子供たちに「子供は風の子って誰が言った」っていうのもおお! ってなった。おもしろいなー。
    思いのほか満足しました。おいしそうな食べ物いっぱいだったし。日本海行きたいなー。北海道も。おいしそぉ。

  • 奥田さん好きといいつつ、実はエッセイを読むのは初めて。面白いのだけど正直物足りなく、やっぱり小説の方がいいなと思った。あー旅に行きたい。小説を片手に、旅に行って美味しいもの食べたい。イカやウニや寿司が食べたい。旅心をくすぐられました。

  • 旅に出ると太る。それは何もかもがおいしくて食べ過ぎてしまうから。
    いいなあ港町。おいしそうだ。

  • 旅に出たくなる

  • なかなか楽しい文章である、親しみが沸くというか。ほとんどけなしの部分がないのである。人間の奥深さを感じる文章でおもしろい。思わず、旅に出かけたくなる本である。

  • これといって目新しいわけでもない。
    奥田の野球エッセイに比べると、激しさのようなものも感じない。
    起伏に富んだ読み物ではない。
    でも、よかった。

    ごはんがおいしそう。景色がきれい。人が温かい。
    紀行文で私が求めるものが、じゅうぶんに満たされている。
    シンプルでいい。

    装丁もいい。
    というか、最初は装丁にひきつけられて読み始めたようなもの。

  • 食べ物がおいしそう。
    韓国エステで人間の尊厳が・・・って須藤真澄も描いてたなあ。
    (11.02.10)

    深草図書館。
    「泳いで帰れ」と迷って、表紙が怪しげなこっちに決定。
    (11.01.15)

  • 奥田英朗は二人いるのではと思うくらい幅広い作風である。エッセイはどちらかというと軟派。語り口が、ぼやき口調で面白い。

    高知・土佐清水、五島列島、宮城・牡鹿半島、韓国・釜山、新潟・佐渡(この篇は日本海と名付けられているが)、稚内・礼文島の六ヶ所を船で行く旅。土地の美味しいものを食べ美人ママのいるスナックで夜更けるパターン。出てくる店は実在と思われる。

  • 船で行く旅行記。緩い感じがたまらない。
    甲板で一人踊る筆者に爆笑。
    http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1081.html

  • 最近何冊か立て続けにエッセイを読んだけど
    小説を書くのがうまい人が、エッセイを書くのが
    うまいというわけではないことに気がついた。

    最近読んだエッセイの中では
    奥田英朗のが1番よかったけど
    この作品は前回読んだエッセイに比べても数段おもしろい。
    かなり笑える。
    全体的にいい感じで毒が入っている。

    それにしてもこの表紙はどうにかならなかったのかな?
    文庫の表紙のほうが、内容にあってて全然いい。

  • まったり旅
    椎名誠のファンには たまらない
    ゆるさ加減・・・・
    すぐにでも 旅立ちたくなる
    お酒飲めないのに
    田舎のスナック 行きたくなる
    大げさじゃない 
    身近な冒険感が 共感できる
    行き先の 選択もいいね

  • 「野球の国」に続いて、大好きな著者「奥田さん」の紀行エッセイ。

    奥田色どっぷりのとぼけた感じが好き。

    でも、今回はあらかじめ用意されたプランに編集者同行で行ったらしく、それを奥田さん流に報告しているだけ感があり、「野球の国」に比べるとやや物足りなさが。。

    また、長編小説書いてくれないかなぁ。

  • とにかく出てくる料理がどれも美味しそう。
    大衆食堂のカツカレーすら美味しそうである。
    (釜山の、自信満々なチヂミを除けば)

    船で、港町に入るために、わざわざ遠回りをする。
    新幹線や飛行機に乗れば楽々着くところに、わざわざ何時間もかけてフェリーで乗り込む。

    その趣向がなんとも面白い。

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