不屈者

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103006510

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  • プロ野球を追放され、少年野球の世界で再生した元投手。全てのタイトルを失った後に、生涯の名手を放った棋士。ワールドカップでの不運を糧としたラガーマン。組織を追われ、独力で名伯楽となったシンクロコーチ。生命の危機に瀕しても、なお山を目指す登山家…人物ルポの名手の最新傑作集。(アマゾン紹介文)

    後藤さん二冊目。
    過去への憧憬めいたものに辟易する箇所もあるけれど、それ以上に面白い。

  • ノンフィクションは書き手の人柄にその感想が左右されてしまうとおもうのですが、この人のはまた読んでしまいたくなる。どの話も面白かったです。
    目当ては元プロ野球選手と登攀家の話。
    沢木さんの”凍”を先に読んでいたので、被る部分もあったり。

  • 10/16読了

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著者プロフィール

1946年、京都市に生まれる。1972年、京都大学農学部を卒業。
ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物評伝などの分野で執筆を重ねる。
『空白の軌跡』(講談社文庫)で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』(岩波現代文庫)で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』(文春文庫)で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽』(中央公論新社)で第十四回桑原武夫学芸賞、を受賞。

2016年、書き手として出発して以降、2010年までに刊行された主要作品のほとんどが収録されている「後藤正治ノンフィクション集(全10巻)」の刊行が完結。

他の著者に、『関西の新実力者たち』(ブレーンセンター.1990)、『刻まれたシーン』(ブレーンセンター.1995)、『秋の季節に』(ブレーンセンター.2003)、『節義のために』(ブレーンセンター.2012)、『探訪 名ノンフィクション』(中央公論新社.2013)、『天人 深代惇郎と新聞の時代』(講談社.2014)、『拗ね者たらん 本田靖春 人と作品』(講談社.2018)などがある。

「2021年 『拠るべなき時代に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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