勝ち続ける力

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  • 新潮社 (2009年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103016724

勝ち続ける力の感想・レビュー・書評

  • 羽生氏と柳瀬氏の対談を収めた本。柳瀬氏はインタビュアーには向いておらず、話が拡がらない。聞き出すのが上手い第三者を交えた方が良い本になったと思う。色々と惜しい。

  • 他の方のレビューに「柳瀬氏はインタビュアーに向いていない」とあったが、同感。

  • 舗装されたこれまでの将棋の王道をそれ、未開拓の道を築いた羽生 善治。一時のブームから時間が経ち、彼が今見ている風景は、その歩いている道の風景を楽しむことにあるのかと思う。
    最後には勝ちも、負けも一過性のものであり、ただ歩み続け、振り返り、その将棋道中を往く。「僕の前に道は無い、僕の後に道はできる」を実践し、他の道も見ながら、決して交じり合うことの無い将棋師達の行き方が翻訳をただ約すのではなく、著者や文字としての意味だけではない形にまで考え表現しようとする柳瀬氏との対談を通して見えてくる。

  • 羽生さんが電車に乗っている時に考え事をするため傘をよく置き忘れることが多いらしい。ただ、何時何分、どこからどこまで、何両目のどの椅子に座り、どうやって忘れたかを全て正確に覚えているため忘れ物センターに行っても必ず取り戻してくるというエピソードが印象的。

  • 羽生さんと柳瀬さんの対談集。

    あの「フィネガンス・ウェイク」を訳した超翻訳者の柳瀬さんが将棋好きというのは、寡聞にして初めて知りました。

    将棋のルールがわからなくても読めますが、わかった方がより楽しい対談です。

    対談集なだけあって脈絡のない部分がまた楽しい。
    でも、ちょっと柳瀬さんが自分の解釈を羽生さんに押し付けてる感じもある。
    (このアクの強さは並じゃない……。)

    将棋界には、二世棋士はほとんどいないそうです。囲碁の世界はいるんだけど。

    あと、ジョイスが残した私信は多く、
    翻訳資料としてとても参考になるそうだけど、奥さんに書いた手紙は猥褻すぎてひどいらしい。

    あと、将棋と囲碁の世界は、経済的には新聞社の支えが大きかったらしい。


    ユリシーズの12章の俺は犬。

  • 忘れること、ボーっとすることって、中々できないけど、日々の膨大な情報収集があってこそ意図的にできるのでしょうか?天才ですね。

  • 他の土生さんの本も読みたくなる。

  • 対談です。随所随所に羽生さんの考え方が滲み出ており、それをひとつひとつ拾っていく楽しさがありました。
    惜しむらくは、私がジョイスを全く知らなかったこと。
    今度読んでみよう。

  • 羽生さんはいいけど、もう一人の人が性に合わなかった。

  • 「将棋の手はマイナスばかり」・・囲碁は何もない盤にプラス+していくもの。

  • 羽生善治と翻訳家の柳瀬尚紀との対談。

    羽生:いまは、すべてのことを確率で決めようとするじゃないですか。どういうやり方をやれば一番勝つ確率が高いか、これは利益が出るかでも同じことですが、私は、計算可能な確率を上げていくという方法がベストだとは思っていないんです。(中略)将棋に限らず、あらゆるジャンルでも、偶然性や不確定な要素がとても大きな働きをしているでしょう。実際にやってみなければわからない、曖昧な部分がかなり大きいことを考えれば、過去の情報にだけ頼ることはできないんです。

    羽生:持って生まれた特別な能力がある人が天才というわけではないと思います。人間は、まず寿命が限られています。環境、教育、あるいは時代や場所など、偶然の働きによって左右される部分もあります。一人の人間の上に、そうしたさまざまな要素が折り重なり、音楽のシンフォニーのようにうまく合致した時に、極めて高い発見をしたり、目覚しい能力を発揮するのではないか、という気がしています。


    柳瀬さんの話も面白いですよ。

  • 何十時間も続く対局の中で、棋士は何万回という「選択」をする。正しい選択をするコツは「自分を信じられるかどうか」。それにかけた時間と情熱が正しい判断力を支えるそうです。

  • 09/06/03読了 第67期名人戦 第5局の最中。「好きという言葉の裏には『つらい』という言葉が書いてある」 なるほど。

  • 羽生名人と翻訳家柳瀬氏との対談。将棋にかかわらず、名人の自然なものごとの捕らえ方が印象に残った。

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勝ち続ける力の作品紹介

人間の頭脳の可能性はどこまで?スランプ克服法は?大勝負を制する秘訣とは何か?どうやって無限の変化に対応するのか?考えるヒント満載。

勝ち続ける力はこんな本です

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