恋はさじ加減

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 178
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103017516

作品紹介・あらすじ

ポテサラ、ハヤシライス、カレーうどんにバターご飯etc.食べ物をきっかけに始まる恋、こじれる恋を描く6篇。

感想・レビュー・書評

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  • 食べ物と恋。好きな人と美味しいものを食べるってなんかいい。
    一緒に同じものを食べるっていうだけで深まる何かがあるような気がする。
    食べ物に絡めながら、恋愛が進む。そんな話。

  • ポテサラ、ハヤシライス、カレーうどんにバターご飯etc.
    食べ物をきっかけに始まる恋、こじれる恋を描く6編。

  • 恋愛や結婚に対してモヤモヤとしている自分の感情が言語化されて、あー、だからモヤモヤしてたのかと納得して、スッキリできた気がする

  • 図書館でオススメされていて読んでみた。
    食べ物×恋愛小説の6遍の短編集。どれも甘い恋なのかと思いきや…そうではなかった。詳しくはネタバレになるから書かないけど出てくる女性は結構面倒くさくて、拗らせてる。
    うーん、タイトルが内容に合ってない気がする。
    出てくるご飯は美味しそう。最初の蛤と最後の梅酢おにぎりの話が好みだった。

  • ジャケ借りしたけどごはんと女の子のはなしだった。梅干しおにぎり食べたいなー

  • 食と料理と恋愛のお話。
    さじ加減は、奥が深いなと思いました。

    「愛のいどころ」
    手塩にかけて育ててくれた
    おばあちゃんの梅酢のおむすび
    愛情いっぱい。

  • 食欲と恋愛欲、性欲。。。
    女の傲岸不遜な部分が見えたような。
    男が同じことをしたらどうなることやら。。。
    男尊女卑より女尊男卑の気が少し。
    弱者が強いように思うのは、僻みが強いかな。
    色々と考えた。

  • 平安寿子さん「恋はさじ加減」(2006.3)、面白かったです。食べ物を介在した恋の物語、短編6話。焼き蛤とゲテモノ(第1話がこれで、どうなることかと心配しましたw)、ポテサラ、タマネギ、カレーうどん、バターご飯、梅干しの6話。一緒にいて楽しいかどうかがキーポイント(さじ加減)みたいでした。私たち夫婦の場合、今は、たぶん、一緒にいて辛いか辛くないかが「さじ加減」ではないかと~(爆)

  • ごはんを絡めた恋愛短編集

  • 図書館の企画コーナー(食べ物が出てくる本:食欲の秋からの発想か!?)に出ていた本。
    食べ物と恋に関する短編集。
    『野蛮人の食欲』焼はまぐりを食べにきたのに、それを食べるにはコースになっている。ハマグリが食べたいのに出てくるのはヤモリやサソリ……。食わず嫌いは食べ物でも人でも損をするということか…。
    『きみよ、幸せに』ポテトサラダが食べたくなる。元カレといいなと思い始めた彼氏が仲良くなってしまうなんて。ま、それもありなんだろうけど心の整理が。
    『泣くのは嫌い』玉ねぎ嫌い。いるよね、結構。割りと多くのメニューに入っているから苦労するかも。それをなんとかしてくれようとする人がいるなんて、ありがたいのか迷惑なのか。
    『一番すきなもの』カレーうどん。やっぱカレーの翌日メニューでしょと思ってしまう(笑)。他人の好みに無理やり合わせることはないと思うが、女性が絡むと意地になるか。
    『とろける関係』バターご飯。食べたことないけど美味しそうな雰囲気はある。年の差カップルってどんな感じ?
    『愛のいどころ』梅干し。忘れられない味ってあるよな。それを再現したい。いいんじゃないか。どんなに美味しいおにぎりが食べられたのかな。

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