とりあたま帝国: 右も左も大集合!編

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 156
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103019350

作品紹介・あらすじ

天下国家から下ネタまで。玉砕覚悟のお笑いニュース解説! 自民党の復権、金正恩の台頭、プーチン再登板、放送禁止用語で降板、西原・高須の熟年交際発覚……。最凶コンビが、世界からご近所まで66のお題を一刀両断。「なんで原発がOKで、生レバーがあかんのか 」、アベノミクスは「ふくらし粉の名前」、ホリエモンへのブロックサイン疑惑など、アナーキーな「正論」に苦笑・爆笑。週刊新潮で人気の漫画エッセイ第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • 西原は似顔絵が描けないがそういうポジションだからしょうがない、顔バレすると困るギャンブラーが居ても西原の絵で同定できないのは利点。政治・時事【お題】を佐藤優と競演する、「全く知らない」事項を描く羽目になっても単語に連想した体験談、七十爺さん高須と18ホール回って爺が六十のキャディーを17番ホールまでで口説き落とす話、北朝鮮観光でうっかり金正日に皮肉ったら別室で讃歌練習させられ、たしかに偉大な首領と洗脳された等…金満家だけ見る世界/ロシアでは「『近いうちに』とはフリーハンドなのに野田は正直だ」中程で政権交代

    〖お金儲けの神様、邱永漢死去(88歳)〗独立運動に加担との嫌疑で独裁者に台湾を追われ、香港で商売、のちに日本で直木賞作家となり≪金儲け≫テーマ小説の分野を開いた。台湾が国連追放されたとき乞われて(政治安定のアピールに)台湾国籍に復帰した。西原は『土地は永遠に値上がりする』と言ったのを根に持っているが≪他人と同じことしていては成功しない≫は公理のはず/猪瀬直樹・都知事は2012年末に出した本で「自民党政権になれば尖閣諸島領有実績を作りたい(取意)」と書き、佐藤優はそうなれば「ズバリ日中戦争となる」と予言する

  • MIXI仲間が 読んだとコメントを書いていたので ちょっと興味を持ちました。
    常識不足の私には、たぶん知らないことばかりで面白いんじゃないかしら。
    読み始めると 確かに TVニュースできいたけれど忘れていたことばかり。
    2013年の本だから、今さや読んでもぴんと来ないし、漫画は面白くない。
    コラムのみを拾い読みで 終わり。

    2018/01/20  予約 1/28 借りる。2/1 読み始める。2/3 ざっと読み終わる。

  • 2012-13年の時事漫画とコラム。
    高須院長と交際確定はこの頃だったか。
    ホリエモンの保釈とか、どうでもいいスキャンダルにどうでも良くない国際情勢が混じってる。
    玉石混合を楽しめる人にはお勧め。

  • 『週刊新潮』で連載されているもので、気になって図書館で借りてきたのだけれど、どうやらこれは3巻だったみたい。
    正直西原さんの毒が自分には強すぎて読んでて合わなかった…。他のも気になるけど、手が出なそうだなあ。

  • 週刊誌の連載をまとめてあるから遅れてやってきた時事ネタになるわけだが、忘れたころに読むのがまたおもしろい。
    忘れやすい世の中で、記録の意味もあるかと。

  • 週刊新潮2012.1〜2013.5、ニュースを題材にしたコラムとマンガ。フェルメール、金正恩、たるむ警察、ダルビッシュ有。

    そういえばそんなニュースあったなあ。時代を超えたエッセイと、別次元かつ絶妙な組合せのマンガと。

  • 笑ったわ―。
    むずかしいことに、西原さん的感性で
    突っ込みまくる。爽快!

    天才的・頭のいい人たちと
    対談する西原さんは、頭の回転がものすごくはやくて
    毎回感動する・・。

  • この二人の文とマンガというコンセプトがおもしろい。

  • 佐藤優の工夫のない日記風の短文だけなら、読む価値はない。その短文というかお題を受けて西原がマンガを描いているわけだが、佐藤の文章とはまったくリンクしていない。そのあたりの逸脱具合を楽しむべきなのだろうが、高須ネタが多すぎて、西原の近況を知るにはいいのだろうが・・・。

  • 西原さんの漫画のセリフがどぎつく、読んで意味がつかめた瞬間、少し引いてしまうものの沢山あったが、佐藤さんの的確なコメントが漫画を引き立てているようだ.少し前の時事問題を確認しながら楽しく読めた.

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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