旧約聖書物語

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著者 : 犬養道子
  • 新潮社 (1977年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (521ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103022046

旧約聖書物語の感想・レビュー・書評

  • おもしろい!キリスト教についての理解が深まる一冊。
    会社入社後、マネジメント層との対話の場で薦められて読んだ本。

    本書は、聖書の世界をドラマティックに描き出し、聖書に苦手感がある人でも、惹き込まれる語り口でどんどん読み進められる。ハードカバーで500ページ以上もある分厚い本だが、小説のような感覚で数日で読めてしまう。

    異文化交流、ということばはもはや古いように感じる時代だが、欧米人の価値観を理解するためには、欧米文化の底辺にあるユダヤ・キリスト教文化の理解が不可欠だ。アメリカに長年住んでいてさえ、ユダヤ・キリスト教徒ではない自分には聖書に触れる場がなく、会話の底辺にある考え方やsymbolismがわからず、きちんと相手を理解できているのか距離を感じることがあった。そこで旧約聖書や新約聖書を何度も手にとってみたものの、独特の文体を難解に感じて、何度も挫折していたが、この本で初めて通読することができた。

    物語、と銘打ってあるように、すべてが正確に再現されているわけではないようであり、また枝葉の部分は同じキリスト教でも宗派により様々な語られ方・解釈の違いがあるが、聖書の大まかなストーリーと根幹にある価値観を理解するにはとても役立つ1冊だと思う。

    新約聖書の方が人気があるみたいなので、そちらも読んでみたい。

  • いくら興味があっても知識なしに聖書を読んでも理解出来ないが、この本を読めば、聖書の大意は把握出来ると思われる。著者はカトリック教徒であるが、神様への愛の告白はほぼ見られないので、無信仰の人が読んでも嫌にならない。

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旧約聖書物語はこんな本です

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