黒い雨

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著者 : 井伏鱒二
  • 新潮社 (1995年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103026105

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黒い雨の感想・レビュー・書評

  • 一瞬にして街を焼け野原にし、幾人もの罪なき人々の命を奪っていった原爆。
    婚約を決めたが、黒い雨に打たれ、日々衰弱していく姪を思いながら、原爆投下後の広島の惨状を記録していく。

    皮膚が溶けるという画ははだしのゲンが忘れられないが、ドキュメンタリータッチで書いてる分、人同士の関係、無力さが生々しい。

  • 戦争の話って悲惨だから一人で読むのが怖くて、
    通勤時間に読んでみた。

    しかし、井伏さんの書き方が淡々としていて
    グロさを感じずに、冷静に惨状を知ることができた。

    印象に残ったのは、「戦争はいやだ。勝敗はどちらでもいい。いわゆる正義の戦争より、不正義の平和の方がいい」という言葉。

    こんな地獄絵図知ったら、誰だって(サイコパスの人は関係ないかな)、戦争は嫌だと思うでしょー。

    しかし、原爆落とされているのに、なぜ日本は復讐心に燃えないのだろうか・・・
    燃えたところで、憎しみが憎しみを生むだけだけど、日本のリセット力はすごい。
    韓国・中国は戦略的にずっと当ててくるのに。

    私はといえば、、、、「アメリカのやつ、どんでもないことしやがって」と怒っています。
    「過ちは繰り返しません」というけど、それを言うのはアメリカだろって感じですわ。

    深澤真紀さんが「現代の若者は、戦後日本が作った最高傑作」って言っているのが好きなんだけど、草食で結構。殴ったり殺したりする人に比べたら、草食最高です。

  • 配置場所:摂枚フマニオ
    請求記号:913.6||I
    資料ID:59602183

  • 【黒い雨】 井伏鱒二さん

    広島県小畠村の閑間重松は姪の矢須子のことで
    心に負担を感じていた。

    彼が彼女を疎開先として招いた広島で被爆をし、
    そのコトが姪の縁談を困難なモノにしていたからだ。

    矢須子は直接被爆はしていない。
    しかし、黒い雨にも打たれ、重松について爆心地を
    動き回りもしたのだ。

    ある縁談で、仲人は矢須子の原爆落下当時の彼女の
    足取りを知りたいと言った。

    当時、矢須子は日記をつけていたので、それを清書し
    仲人に見せることにし、重松も、自らが小学校の
    図書館へ資料として寄稿する為に書いていた
    「被爆日記」を、その矢須子の日記へ添付するコトに
    決めた。

    重松は急いで「被爆日記」の清書に取り掛かった。

    しかし、清書の途中で、矢須子は原爆症を発症し
    入院してしまった。

    重松は矢須子の全快を願いつつ、「被爆日記」の
    清書を完成させる。



    8月6日、原爆が落とされた時点から終戦に到るまでの
    広島市民の辛苦の9日間が重松の日記として書かれています。

    「はだしのゲン」など、子どもの頃に読みましたが
    当時の広島の現状が想像できない。

    写真で知るコトは出来ても、臭いまでは分からない。
    死臭の臭い、人を焼く臭い・・

    生きている人間に蛆がわくというのも想像できないし
    川原で次々に人を焼いているのも想像できない。

    原爆は高温の射熱で一瞬にして体の中まで焼いてしまう。
    内臓の粘膜が焼かれ、下血や便秘、吐血などで苦しみながら
    死んでしまう。

    以前の職場に広島で原爆に遭った人がいました。
    首筋から腕に引きつりのような火傷の跡があったことを
    覚えています。

    非戦闘員が被害を受ける。。

    ひどい話です。

     

  • 夏休みの宿題で読んだ本。
    ほんとにあったとは思えない。。
    話が難しいです。。。

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黒い雨の作品紹介

一瞬の閃光とともに焦土と化したヒロシマ。不安な日々をおくる閑間重松とその家族…彼らの被爆日記をもとに描かれた悲劇の実相。原爆をとらえ得た世界最初の文学的名作。

黒い雨はこんな本です

黒い雨の単行本

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