後北條龍虎伝

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 38
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103027317

感想・レビュー・書評

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  • 北条氏康と北条綱成、風摩小太郎など、若き日の氏康と綱成を描く。
    歴史物の面白さとして、作者により、随分と印象の変わる事。海道氏の北条氏康も非常に面白い。
    本書のクライマックスである河越城の闘い、河越夜戦については、すごく惹きつけられました。

  • 面白くて一気に読んでしまいました。北條家の背景など非常に丁寧に書かれているので嬉しくなりました。

    そして終盤。熱い描写を随所に散りばめてくるので、盛り上がらずにはいられません!

    氏康が家臣達と密議を開くシーンの"隣の者と顔を見合わせて拳を握りしめた"という一文や、綱成が古河公方の陣に突入するシーンの"誰一人として砂久保の本隊の方角に向かう者はいなかった"という一文が特に大好きです。

    他の作品も読んでみようと思います。

  • 北条氏康と今川家臣の福島正成の遺児であり、後に義弟となった北条綱成が主人公の作品です。
    この本では氏康と綱成が幼少のころから、武将として成長し、河越の夜戦で勝利するまでが書かれています。

    また、氏康や綱成の心理面もよく描かれていて、特に、河越の夜戦については多く登場します。
    籠城する綱成、どう助けるか氏康という二人の心の動きがよく分かりました。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-29c8.html

  • 氏康と綱成のアツい話です。面白い

  • 主人公は北条氏康。物語は河越城が八万五千の大軍に囲まれたという報が小田原にもたらされるところからはじまります。そして河越城代・北條綱成との出会いと北條氏綱の武蔵制圧戦へ舞台は移り、クライマックスは河越野戦へ。歴史青春小説といったところでしょうか。

    2007.10.3読了

  • 結構マイナー(だと思われる)な北條家ですが、これを読めば彼らの魅力に開眼です!
    氏綱がかっこいいのは勿論、小太郎がお茶目で素敵なのですvv

  • 9月5日購入。9月8日読了。小太郎(父)大活躍ですな。時代歴史小説の醍醐味を味わいました。これ続くんだよね?

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著者プロフィール

作家

「2018年 『我、六道を懼れず[立国篇](下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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