京都発見 (4)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103030164

作品紹介・あらすじ

山椒大夫に責められる安寿と厨子王の身代わりとなった地蔵、「浦嶋太郎」の話の原型を伝える神社、大江山の鬼を退治するために建てられた寺社など伝承の宝庫たる丹後の地を訪ね、京都随一の由緒を誇る下鴨神社・上賀茂神社に祀られる神の足跡を辿り、「やすらい祭」など京の奇祭の来歴を探る-カラー写真や取材メモも満載のシリーズ最新刊。

感想・レビュー・書評

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  • 2月8日図書館で借(延長)

    2月9日
    P152~159。六孫王神社と祭。

    【内容】
    六孫王=源経基。清和天皇の6番目の皇子貞純親王の第一子。
    平将門の乱の前に将門の謀反を訴える。藤原純友の乱の平定にも武勲を立てる→武士になり、清和源氏の祖。
    子孫らは西八条に住む。実朝の未亡人が住み、大通寺。

    【知ったこと】全部
    【引っかかり】
    反徳川(源氏)の明治政府による線路敷設の件、ホント?

    2月11日
    P179まで。
    23 木津の「布団御輿」
    【内容】
    木津町御霊神社の布団御輿。堺が発祥か。御祭神の多くは天神、八幡神、スサノヲの命。祇園御霊会にも関係が。

    24 即成院と二十五菩薩練供養
    【内容】
    現在、泉涌寺の塔頭である即成院。かつては伏見にあったが、廃仏毀釈により大変な目に遭い、現在地へ。
    練供養。本堂から地蔵堂に橋を掛け、源信の来迎和讃が歌われる。

    25 聖光寺と四条京極
    【内容】
    法然と弁長の出会い。聖光寺は弁長が仏師康慶に寄寓した家。焼け残りの御影。

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著者プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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