僕僕先生

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著者 : 仁木英之
  • 新潮社 (2006年11月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103030515

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僕僕先生の感想・レビュー・書評

  • ライトノベルか?
    軽快に読めてしまうので、とても良い。
    仙人は、興味のある題材である。
    錬金術、中国では不老長寿として、仙丹を作ることと、道教の神仙思想が結びついた。ギリシアでは、万能薬(パナケイア)である。
    旅に出るという行程のスピード感が良い。極楽浄土への旅と思ったが、どうやらそうではなさそう。旅の途中で様々な人に会うにアイテムをゲット!ゲーム感覚はとても楽しい。(古来より用いられた方法なのだ)。仙人が多く登場するが、どれも人間くさい。道を究めているはずだが。
    僕僕はどうして少女の姿なのか?理由がわからない。青い服は道服ではないらしい。王芳とのラブストーリーになっていきそうな雰囲気があり。終章では、黄土山に庵で、病人を癒すが、薬(仙丹ではないようだ)を用いる。漢方薬の処方のようだが、どうしてこの様になったのか?
    登場人物のキャラ立ちがいまいちであると思うのだが。

  • すごく有名な本なのに、なんか読んだつもりで読んでいなかった。ファンタジー系は後宮小説でとどめを刺された気分だったからだろうか?


    最初の出だしやら組み立てはたいへん面白くて、もともとこういった感じの小説は大好きなので、もりもり読み進む。すごくさくさく、軽く読めるのもとてもよい。後宮小説や十二カ国物語を読んでいる体で。ただ、途中からが今ひとつ、ん?となっていくのが、主人公が僕僕先生(不老不死?の仙人なのだが見た目は涼やかな少女である)に対してまっとうな愛情を感じ始めるあたりから。

    おやおや?

    そうして僕僕先生もほんのり、いや後半はかなり、目一杯主人公に対して気持ちをみせちゃうのね。そのあたりでなんとなく、あたしの気持ちが下降線。うーん、そこはあまりそういった流れによらない方が。

    聞く所によるとたいへん好評につき、シリーズになっているそうです。この二人があまりにラブラブになったら多分読めなくなるので、多分続きには手を出さないと思うけど、この小説単体としては楽しめました。ちゃんちゃん。

  • シリーズものの第一作品。
    日本の時代物ファンタジーは数々読んだが中国ものは初めて。
    仙人という考え方が中国らしく背景も新鮮な感じがした。
    日本の発想からはない仙人の姿や術、それに僕僕先生との恋愛話も楽しく、この先が楽しみ。

  • 最初は面白そうだなーと思って読み始めたものの…夢を叶えるゾウのような緩やかな設定と物語推移に不思議な魅力があって、グググっと引き込まれたのも束の間、似て非なるものだとすぐ分かる。これこそ平明簡易な教訓本で、それを司るストーリーが小刻みに展開されていくことを読者としては期待してたのになぁ…。舞台を中国に設定するのであれば、師弟関係にある僕僕と王弁ならばこそ論語なりを題材にしてもよかったかな?そのへんは自分が疎いからさくっと分かりやすく読ませてほしいだけなのだが。まあ、とにかく空想癖が強すぎるんじゃないかなー。俺には合わなかった。

  • 装画・挿画/三木謙次 装幀/新潮社装幀室

  • 唐の時代の話。歴史に明るくないため人物がやや分かりにくかった。
    長編のはずが短編連作のようだった。

  • 配置場所:広3図書
    資料ID:93063699
    請求記号:913.6||N

  • 何事にもやる気のない、金持ちのボンボンが仙人の弟子に!?

  •  ニートな若者が仙人について修行するうちに成長する物語と聞いてよみました。
     でも……ボクッ娘仙人キター! お風呂でがっちゃんこしてドキドキしちゃうお約束お色気展開キター! という、なんだか風変わりな中華風味小説ですた。時代は唐代ということだが……登場人物の思考様式はふつーに現代風だし、漢文調の美文を出すかというとそんなこともなし。読みやすいといえば読みやすい。
     とくに大きな事件が起こるわけでなし。ニート主人公ひとりがどーにかなる程度の話ではある。そこらへんがもの足りないといえばもの足りず。
     でも、文体は魅力的なので。酒見賢一と比較というと、ちょっと現時点では荷が重いかなぁとも思うけど、この路線で独自の中国小説をつくっていってくれるなら、次回作も読みたいなぁ。

  • 図書館で面白いタイトルだなと思って借りました。

    軽い中華風ファンタジー。
    少女の姿の仙人に、どういうわけか気に入られて弟子になった王弁。
    勉学も武術もまるでやる気なしの王弁は、少女に惚れてしまいつき従っていく。

    要はシンデレラの男性バージョン。
    あるいは一昔前の少女マンガの設定で、自信も魅力も無いワタシだけど王子様(アイドル・クラスの人気者)が好きになってくれたのv的な。

    少女仙人も主人公も取り立てて魅力を感じなかったので、再読なしの☆2つ。

  • 王弁、待ってる間にちゃんと勉強してえらいぞ。

  • まさかの逃避行ENDだと……

  • 中国ファンタジーというと後宮小説を、思い浮かべますが、また違う印象。
    唐の玄宗がまだ若い時代が舞台だけど、程よく時代背景の説明もあるので、中国史に疎くても楽しめました。
    現代風の口調も親しみやすさの要因だと思うけど、若干軽すぎと思う場面も。
    中国史の知らない部分はもっと読みたいけど、シリーズを追いかけるかは微妙。
    つまらない訳ではないけど、他の気になる本を超える吸引力はないという感じ。

  • 多少のラノベ臭はする。
    妄想男子のご都合主義がそうなる理由だろうが、
    圧倒的に読みやすい文章とキャラクターが
    そんなこたあいいんだよ、と思わせてくれる。
    恒川光太郎氏のあとがきにもあるが、
    徹底的に推敲されているのだと思う

  • 空中をほんわかと浮いているような、ゆったりとしたお話し。できのわるい(?)王弁の人間として、男としての変化もおもしろく、まっすぐとした考え方を持ちながらも、小悪魔的な魅力の僕僕先生との恋が、なんとも素敵。まさにファンタジーだが、心がほっとする作品。

  • 好みによると思いますが、私には合わないなぁと。

    でも、後半から面白くなってきて、続きが読みたくなる最後。

    また読んでみたくなります。

  • 中国の史実、神話、道教、様々に織り込まれて壮大だけど、王弁くん視線で話しに入り込みやすい。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/7363235.html

  • 僕僕先生と仙人の距離感が良かった。

  • 請求記号:913.6/Nik
    資料ID:50041603
    配架場所:図書館1階東館 テーマ展示

  • 中国のとある地方で怠惰に暮らしている青年が、父親の使いで仙人に会いに行ったところから、物語が始まります。

    仙人と一緒に旅するところ、天界の者たち、当時の中国の様子、それぞれおもしろいし、王弁という青年が変わっていく様もおもしろく読めます。
    ちょっとマイナスポイントは、仙人が少女?らしいのですが、王弁と恋愛風になっていくところはない方が良いように思いました。

    ファンタジーの世界に引き込まれて、あっという間に読み終わりました。

  • アジアンファンタジー?
    素晴らしい一冊だ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪


    哲学書であり・・
    純愛小説かも???

    ・・素晴らしいのですが・・
    ちと予備知識は必要かもよ〜ヾ(@⌒ー⌒@)ノ?


    中国史や中華(中夏)思想、老荘思想や孔孟思想を知らないと・・万事辛いかな?

    この手のファンタジー・・
    嫌いぢゃ無いッ(^人^)♪

    シリーズ第一作目!
    モチロン全部読破しますよ〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

    東洋の哲学に明るい方のみに、本作オススメです〜♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

  • なにかを学びたい!って思う事が大切。
    それが全ての始まりだね。

    二人の仲の良さが読んでて楽しい。

    ラッパに心踊らす吉良が好き。

  • 唐の時代。怠惰な青年王弁と、美少女仙人の冒険活劇。
    美少女の仙人って。王弁も怠け者で浅はか過ぎて好感が持てない。
    後半やっと動きが出て、せめて弁が医師として働いているのはまあよかった。

  • ニートの王弁が美少女仙人”僕僕先生”と出会い旅に出る。

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僕僕先生の作品紹介

時は唐代。若き王弁は父の財産に寄りかかり、学ばず、働かず、娶らず、ひたすら安逸を貪っていた。そんなある日、父の命で黄土山へと出かけた王弁は、そこでひとりの美少女と出会う。自らを僕僕と名乗るその少女、なんと何千何万年も生き続ける仙人で…不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人と、まだ生きる意味を知らない弱気な道楽青年が、五色の雲と駿馬を走らせ天地陰陽を大冒険。第18回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。

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