胡蝶の失くし物: 僕僕先生

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 513
感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103030539

感想・レビュー・書評

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  • 僕僕シリーズ第3弾。この本がシリーズの中で一番のお気に入りとなりました。それ程劉欣の存在が大きい!生まれて初めて百足にもときめいた。
    不思議と僕僕シリーズは仲間が増えることを素直に喜べる。皆いい味出した魅力的なキャラクターで、旅の模様が本当に楽しい。表紙の絵も可愛らしくて物語にマッチしてると毎度ながら思う。

  • 3冊目にして俄然おもしろくなってきました。

    薄妃、劉欣などのサブキャラが、はまってきましたね。
    これからどうなるのか、ファンタジーとしてもおもしろくなってきました。
    期待です。

  • 久しぶりの僕僕先生シリーズ。
    何も考えずに、深刻ではない本を読みたいときにはこれかなと思って。
    サクサク読めるのに、ひとつひとつの話がじんとさせられたり、ほっこりさせられたり癒やし効果がすごくあると思う。
    今回出てきた劉欣、すごく好きだなー。親への愛情の深さとか。

  • 8:のんびりまったり続く旅。僕僕先生と王弁君の関係も相変わらずで……というか、まるっきり変化なし。さらっと読めてお手軽なのですが、この話いったいどこへ行こうとしてるんだろう。蚕嬢が可愛いので、この決着も気がかりです。

  • どんどん旅の道連れが増えていって楽しいですね。

  • 仲間が増えていく。増えていけば増えていくほど、王弁君は複雑な思いに駆られるのかもしれない。先生を独り占めすることができなくなるから。もともと独り占めできる存在ではないのだろうけど。
    それでも、旅の仲間が増えるのは嬉しいこと。みんなのことを心配せずにいられない王弁君なのでした。

  • いつの間にやら、大所帯
    殺し屋にはては、お蚕さままで笑

    いやー先生、懐深すぎです
    王弁くんがLOVE的でない方向でてんてこ舞いになってます

    なんだか次作は大変なことになりそうな予感…
    o(^▽^)o

  • いつもの雰囲気で物語は進む。第二作からのつながりもあって話を楽しめた。今作で登場した人物の今後の旅も気になるところ。

  • 刺客に狙われているはずなのに、相変わらずのんびりマイペースな旅の日々。
    緊張感ないなぁ。
    ま、おかげでドキドキハラハラしなくていいけどね(笑)

    内容(「BOOK」データベースより)
    美少女仙人vs.最凶の刺客!?気ままな旅を続ける僕僕先生と王弁くんを、大唐帝国の闇で蠢く暗殺者集団「胡蝶」が追う―。必殺の吹き矢を操る劉欣が登場。笑いあり、サスペンスあり、涙ありの第3弾。

  • というわけで。
    劉欣が準レギュラーになるとは!笑

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著者プロフィール

1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学、2年間を海外で過ごす。2006年『夕陽の梨─五代英雄伝』で第12回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。「僕僕先生」シリーズは読者の圧倒的支持を集め、ベストセラーとなる。著書に「千里伝」シリーズ、「くるすの残光」シリーズ、「黄泉坂案内人」シリーズ、「立川忍びより」シリーズ、『撲撲少年』『真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝』『三舟、奔る!』など多数。

「2022年 『モノノ怪 執』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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