おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒: 江國滋闘病日記

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103032144

感想・レビュー・書評

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  • 痛みによる苦痛は、人の心をひどく傷つける、ということをまなんだ。ガン治療の是非、患者心理など学ぶことが多かった

  • あまりの凄さに読み終わったあとボーっとしてしまう。

  • 2000年3月読了。

  • 母も癌で亡くなりました。(場所は違いますが)
    きっと母も、こんなにも辛かったのか、と
    悲しく、無念に思いました。
    安らかに。

  • 食道癌告知、十時間余の大手術、水一滴飲めぬ六ケ月間に綴られた日記と詠み続けられた俳句は、壮絶で粋でさえあった。敗れはしたけれど闘いきった187日、闘病俳句223句を収録。表題は「敗北宣言」と題された辞世句。


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著者プロフィール

江國滋
一九三四年東京生まれ。演芸評論家、エッセイスト、俳人。慶應義塾大学法学部卒業。新潮社勤務を経て、独立。六一年に『落語手帖』を刊行し、以後、随筆、紀行、評論の分野で活躍する。九七年没。主な著書に『日本語八ツ当り』『俳句とあそぶ法』『落語美学』『旅はパレット』『スペイン絵日記』。句集に『神の御意――滋酔郎句集』『癌め』など。

「2023年 『俳句とあそぶ法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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