歪んだ忌日

著者 :
  • 新潮社
3.38
  • (5)
  • (22)
  • (35)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 179
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103032359

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文章に妙な力みを感じる。露悪的な内容は個性的で面白い反面、鬱々とさせられる。

  •  西村賢太「歪んだ忌日」、2013.6発行。なんとも難しいタイトルの小編が6つ収録されています。「形影相弔」「青痣」「膣の復讐」「感傷凌れき(車篇に楽)」「跼蹐の門」「歪んだ忌日」。タイトルだけでなく中身もよくわからないです。5番目は、きょくせきの門です。

  • ☆2つ
    なあんとも薄い本である。厚みも薄いが中身も薄い。値段は1300円なのですぐと買えるが、たったの1時間半で読み切ってしまう。
    そして内容はというと、先の作品の内容を手を変え品を変えてまた語るだけの愚劣なものである。
    こんなの読まんでもよい。唯一読む価値があるとすれば、時代のきまぐれだか何だかは、こういう作品までもを本にしちまうのだなあ、と思へること。すまぬ。

著者プロフィール

西村賢太(1967・7・12~2022・2・5)
小説家。東京都江戸川区生まれ。中卒。『暗渠の宿』で野間新人文芸賞、『苦役列車』で芥川賞を受賞。著書に『どうで死ぬ身の一踊り』『二度はゆけぬ町の地図』『小銭をかぞえる』『随筆集一私小説書きの弁』『人もいない春』『寒灯・腐泥の果実』『西村賢太対話集』『随筆集一私小説書きの日乗』『棺に跨がる』『形影相弔・歪んだ忌日』『けがれなき酒のへど 西村賢太自選短篇集』『薄明鬼語 西村賢太対談集』『随筆集一私小説書きの独語』『やまいだれの歌』『下手に居丈高』『無銭横町』『夢魔去りぬ』『風来鬼語 西村賢太対談集3』『蠕動で渉れ、汚泥の川を』『芝公園六角堂跡』『夜更けの川に落葉は流れて』『藤澤清造追影』『小説集 羅針盤は壊れても』など。新潮文庫版『根津権現裏』『藤澤清造短篇集』角川文庫版『田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら他』を編集、校訂し解題を執筆。



「2022年 『根津権現前より 藤澤清造随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村賢太の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×