銀盤の軌跡: フィギュアスケート日本ソチ五輪への道

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103040330

感想・レビュー・書評

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  • 選手たち、コーチや振付師などへのインタビューを交えながらソチまでのスケート界の動きを追ったドキュメント本。
    田村さんの文章は冷静で批判が少ないので読みやすくわりと好きです。でも昔の著書の方が面白くて好きだったな、と思ったりもする。なんでって言われると微妙だけど、多分自分の知ってる「軌跡」がほとんどで新鮮味がないから?かな。インタビュー記事は雑誌を読めば大抵分かるので、著者しか知りえないような選手の素顔をもっと紹介してくれれば良かったと思います。あと陰謀論は信じてない私ですが、スケート界にも課題はあると思うので、そういうところをあまり突っ込んで書かずにこれはこういうものだから(納得すべし)と言われてしまうと、新たなファンの獲得は難しいように感じました。

  • 大好きなスケーターたちを優しい視点で書いている。愛情を持って書かれた本。

    技術審判の話はためになった。

    素人には採点システムはわからないので・・・。だけど真央ちゃんや高橋君のスケートは感動したってことが私には大事かな。

  • ノンフィクションライターでありフィギュアスケート取材歴20年の著者による2011年震災から2013年全日本選手権、ソチ五輪代表決定までの軌跡。
    選手一人ひとりを暖かい目で、丁寧に書かれてます。
    敢えて言えば、記者とスケート連盟は持ちつ持たれつなんだなと感じました。
    (図書館)

  • ジャッジの心理や採点方法などが面白かった。各選手の思いを読みたい人には欲求不満かも。

  • ノンフィクションライターで長野五輪で運営委員もやり、フィギュアの取材も長い作者さんのソチ五輪までのレポート集。
    日本選手たちはこんな流れだったんだって振り返るのに良かったです。
    文章がキレイだから、読みやすかったよ。

著者プロフィール

盛岡生まれ。翻訳家、ノンフィクションライター。冬はフィギュアスケートの取材も行う。著書に、『知的な英語、好かれる英語』(NHK出版)『パーフェクトプログラム━日本フィギュアスケート史上最大の挑戦』(新潮社)』など。翻訳にロングセラー『ガラクタ捨てれば自分が見える』(小学館)、自ら日本に売り込んでベストセラーとなった『ルールズ~理想の男性と結婚するための35の法則』がある。

「2020年 『ワンランク品のよくなる英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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