花終る闇

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著者 : 開高健
  • 新潮社 (1990年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103049074

花終る闇の感想・レビュー・書評

  • (1995.09.01読了)(拝借)
    (「BOOK」データベースより)
    “漂えど沈まず”―男は新しい作品の題を原稿用紙に書きつけた。しかし、恩寵はそれきり訪れず、男り焦燥にあぶりたてられるように女たちのもとに逃れる。男は女の肉体の彼方に、酷熱の戦場や、この世ならぬ静謐に満ちた古代の光景があらわれるのを見た…。地獄の諸相を体験した男の孤独と魂の救済を描く未完の遺作長編。短編「一日」を併録。

    ☆開高健さんの本(既読)
    「パニック・裸の王様」開高健著、新潮文庫、1960.06.25
    「輝ける闇」開高健著、新潮文庫、1982.10.25
    「夏の闇」開高健著、新潮文庫、1983.05.25
    「破れた繭」開高健著、新潮文庫、1989.12.20
    「夜と陽炎」開高健著、新潮文庫、1989.12.20
    「珠玉」開高健著、文芸春秋、1990.02.15
    「知的な痴的な教養講座」開高健著、集英社、1990.03.10
    「ベトナム戦記」開高健著、朝日文庫、1990.10.20

  • 今日、自宅近くの古書店で見つけた。400円
    新古書であるのか、栞紐も使った形跡が無い。
    「輝ける闇」「夏の闇」に続く作品で、開高健の遺稿になったもの。
    前作が読んでる途中で興味を無くしたので、これも読むかどうか分からない、、、。

  •  表題作は筆者のベトナム戦争の記憶と、第二次世界大戦の記憶と酒と女の話。
     亡羊とした不安と焦燥感と諦念の物語です。未完ですが。
     飢餓と戦乱の描写に不安になりました。
     現代は平和だけれど、たった60年前にはそんな現実があったということは、体験したことのない私にとっては酷い恐怖です。
     同時収録の『一日』はベトナムの話。
     これも戦争の話です。

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