- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103052517
感想・レビュー・書評
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ロードレースのチーム内に、過去に起こった事故を巡って疑念が渦巻いている。語り手であるぼく(白石)はその中に否応なく巻き込まれていく。見る角度によって違う様相を帯びる事故。そして二つ目の事故が起こる。
レースを戦っていくうちにその真実が次第に明らかになっていくのだが、サクリファイス(犠牲)という言葉の意味がロードレースそのものの戦略として、また、その二つ目の事故の意味として二重に響いてくる。
ちょっと残念なのは、鍵となる彼女と白石の絡み。
ちょっと不自然、というか雑に感じたのだが、どうでしょう? -
疾走感溢れるストーリーでスイスイ読み切りました
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自転車ロードレースの話。暗峠で練習してました。
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自転車レースってこんなスポーツだったのかと知る。
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2009/3/25 読了
245ページ
風を感じる。
上り坂の苦しい息遣いが聞こえてきそう。
疾走感が心地いい。 -
評判通り面白かった。続編にも期待。
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2017.3.16
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登録していなかったとは思わなかった。
もちろん読んでます。
ここから全てが始まったわけだからね。
サクリファイスとは、また重いタイトルだなと思って読み始めましたが、
最後まで読み終えて「なるほどー」としみじみ思いました。
読み終えたあと、すごく疲れた一冊。 -
ロードバイクをあつかった小説。青春ものプラスミステリー。
主人公は勝利欲がないように書かれているが、実際勝てる展開になったら行きたがるのがうーん。どっちかにしてくれ。
後輩を守るためにレース中に自損事故を起こすってのはいただけない。しかも事故を画策した人物は何もツケを払わずってのがすっきりしない。
全体としてはサクっと読めるので続きも読んでみようと思う。