保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと

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著者 : 片野ゆか
  • 新潮社 (2013年8月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103054320

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保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいことの感想・レビュー・書評

  • 片野さんの本は、心にズシンときます。
    どこまでも無責任な飼い主、殺処分の様子、それを引き受けねばならない職員の方の苦悩、15分も苦しみながら失われる命。ペット流通業界の闇は知っていましたが、里親詐欺があるとは…人間の心の闇の深さに怖ろしくなります。
    一方で、一度見捨てられた命を二度と同じ目に遭わさないと、新たな取り組みをされる保健所、愛護団体、ボランティアの方々…頭が下がります。
    そして、失われる命をなんとか減らしたい、なくしたいと思う新たな飼い主。さらに一度見放されてもなお、人に寄り添ってくれる犬の寛大さ、一途さ。
    もういろんな思いの涙が止まりませんでした。
    きれいごとだけでなく、犬を一生飼うのは車1台分の費用がかかる…何にしても、お金の問題は避けて通れません。
    飼わないと決めることも立派な選択。ストッパーがあることの誠実さと、それを乗り越える覚悟。
    この本を読みながら、我が家のワンコが愛しくなってしまい、なかなか読み進みませんでした(笑)。
    私は保健所犬を迎えてから読みましたが、自分の決断は間違っていなかったと背中を押されたし、勉強にもなりました。
    あとがきの「救ったつもりが、救われているのは自分のほうだった…」共感される方も多いのでは(*^_^*)
    『犬部!』も良かったので、『ゼロ!』もゼヒ読みたいと思います☆

  • 次に犬を飼うなら、絶対保護犬にしようと決めている我が家。
    図書館で見かけてさっそく借りてみました。
    タイトルそのままで、実際に保健所などで保護されている犬を飼うに当たっての段取りや注意事項が、具体的に書かれています。犬を飼った経験があり、それを踏まえて保護犬を飼いたいと思っているような人には、目新しい情報はあまりないかも。そんな人には、十分に想像がつく範囲の内容です。
    だけど実際に保護されて、新しい飼い主にめぐり会い、現在幸せに暮らしている犬の話を読むと、本当に幸せな気持ちになる。でもそれと同時に、新しい飼い主に会えないままでいる犬たちもいるんだよな、と思うと切なくなる。

    一匹でも多く、不幸な命が救われますように。

  • 我が家には「保健所犬」がいます。野良で放浪していたところを保健所に収容されていました。そして、その仔は片野さんちの愛犬"マド"にそっくりでした。(里親になってしばらくしてから知りました。)

    そういうご縁でこの本を手に取りましたが、”保健所犬とは何か”から始まり、ご自身の経験がたくさん書かれていました。それがとても参考になりました。

    中には最初から人懐こい保護犬もいると思います。だけど、保護犬の中には人間が少し怖い・・・そんな仔もいます。我が家にやってきた仔も大変なビビリで、最初の数か月は「本当にちゃんと人と暮らしていけるのか?」と悩んだりもしました。

    そんな時に、同じように保護犬を引き取った方の経験談はとても心強く感じました。

    そんな我が家の「保健所犬」は、今では”生まれた時からここの犬ですけども”という顔で暮らしています。

    この本を通して、たくさんの方に保護犬の事を知って頂き、保護犬と暮らすということを選択肢に入れてくれる人が増えたらいいな・・・と願っています。

  • 2015年2月新着
    犬や猫を飼うなら、ペットショップじゃなくシェルターや保健所に行って引き取ろうーそういう流れが知られてきた現在ですが、ただ行って選んで引き取ってくればいい、のではないのです。飼い主になるには資格がいります。え? 可哀相な犬や猫を引き取るのに資格なんて、そんなうるさいことを言うの?とビックリされる方も。でも、そんな特別なことじゃありません。そもそも犬や猫を飼う、というのはどういうことか、それを考えれば納得がいくことだらけなのですが、あらためて読むと考えさせられます。子犬や子猫ではなく、成犬・成猫を選ぶという選択肢、長く飼い続けるために知っておくべき災害対策など、内容、濃いです。沢山の方、ご家族に手に取ってほしい一冊です。

  • 主に犬のことについて書かれていたが、具体的な手続きの仕方、問題点、利点が明記さられていてイメージしやすかった。

  • 犬と出会う場所はペットショップだけではない。
    新しい選択肢として、保護犬を引き取るという方法が今増えてきている。

    いつかまた犬を迎える時はそういう子を、と思っていたので手に取った本。
    行政施設から譲渡してもらう場合、動物愛護団体から譲渡してもらう場合など具体的なことがたくさん書かれてある。
    どちらにも共通しているのは、一度辛い経験をしてきた子、だからこそ二度とこんな目には合わせない、そういう強い思いをもって譲られることだ。
    だから、誰でも飼い主になれるわけではない。
    でも、だからこそ、たくさん考えるし、家族での話し合いも必要になる。
    大事な大事な命。
    そういうストッパーは絶対に必要だと思った。

  • 保健所から犬を引き取り飼う、簡単なことに見えて大変なハードルです。飼い主のエゴに振り回されるペット達。救いの手を差し伸べるのも人。責任は重い。

  • 保健所犬の事だけでなく、ペット(犬、猫)に関する現実が幅広く書かれてる

    保健所犬に特に興味が無い人も是非読んでみてほしい

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保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいことの作品紹介

「うちのコになってくれてありがとう」。行き場のない不幸な犬や猫を引き取って飼うまでのプロセスは、想像以上に厳しく複雑。それでも、保健所犬(猫) といっしょに暮らすことは、ほんとうに楽しく、多くの喜びに満ちている――。保健所犬(猫) の飼い主になるための独特のルールやその仕組みを詳しく紹介し、「今どきの犬(猫)との出会い方」を丁寧にサポートする本。

保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいことはこんな本です

保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいことのKindle版

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