逆に14歳

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 151
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103055723

作品紹介・あらすじ

俺の青春の命日は、あの夏の日だった。独り暮らしの家に死んだと思っていた白田がやってきた。標題作「逆に14歳」中古カメラとラザニアの味。NHKで放送され、ギャラクシー賞ほかに輝いた老夫婦ドラマ「お買い物」を併録。

感想・レビュー・書評

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  • 『お買い物』はやっぱり傑作なんじゃないか?『逆に14歳』も好き。老人のことを書いていても、この作者のことばだけは同世代のものだと思える。

  • 14歳と老人の、童貞感と少年感。
    「お買い物」も、心に染み入る良作でした。

  • ふむ

  • おもしろい!大笑いしてしまいました。だんだん自分がそんな感じです

  • 文学

  • お買い物は丸田さんが
    書いたんでしょうか

  • じじBL

    さいご3人でまぐわってるとこがよかった

  • 図書館。前田司郎、初。表題の小説と、NHK単発ドラマのシナリオ。

    老人になって(死ぬまであと14歳くらい)な主人公。面白いがラストがちょっと…

    シナリオはとても好き。このドラマ観たかった。

  • びっくりするようなところで終わってびっくりした。白田という名前がときどき自由に見えて、なんだか自由に少し足りないものの象徴みたいに思えた。

  • なんとなくツンデレな老人が一念発起…したはずが。
    老人の青春を見た。年をとってもいつまでも、精神年齢はどこかで止まっているんだな。

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著者プロフィール

1977年生まれ。劇作家、演出家、俳優、小説家。和光大学人文学部文学科在学中に劇団「五反田団」を旗揚げ。2005年『愛でもない青春でもない旅立たない』(講談社)で小説家デビュー。同作が野間文芸新人賞候補となる。2006年、『恋愛の解体と北区の滅亡』(講談社)が野間文芸新人賞、三島由紀夫賞候補、2007年、『グレート生活アドベンチャー』(新潮社)が芥川賞候補に。2008年には、戯曲「生きてるものはいないのか」で岸田國士戯曲賞受賞。同年、『誰かが手を、握っているような気がしてならない』(講談社)で三島由紀夫賞候補。『夏の水の半魚人』(扶桑社)で第22回三島賞。その他の著書に、『逆に14歳』(新潮社)などがある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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