心に龍をちりばめて

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著者 : 白石一文
  • 新潮社 (2007年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103056515

心に龍をちりばめての感想・レビュー・書評

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  • 初めましての作家さん。
    時系列がバラバラだったり、過去の秘密が少しずつ明かされていく感じが、私は好きでした。

    幼い頃の記憶、出自の秘密など、美しいフードライターの美帆には、先を読ませる仕掛けがたくさんあり、惹きつけられました。
    幼なじみの元極道の優司がかっこいい。

    美帆の選んだ道はフィクションとしては最高ですが、実際ではいろいろ問題がありそう。
    龍司が幸せになりますように。

  • 大人の恋愛小説。
    美しい美帆とお似合いに見える丈ニ。
    ヤクザになった幼なじみの優司。
    皆、幸福とは言えない出自があり、闇がある。

  • 登場人物全員の生立ちが普通じゃなさ過ぎで、あまり感情移入できなかった。
    パンチのある材料をいろいろと使いすぎた料理・・のような感じがしないでもない。

    娘として、母として、恋人として、女性としての生き方に悩み拘る主人公の美帆。
    最後には幸せを得るけど、優司という存在あってこそ。
    そういった運命の人との関わり合いを描いている著者の本を何冊か読んだけど、どこにでもいそうな平凡な人物を描いた物語の方が、モノクロの絵にどんどんと色がついていくような感覚があって感動がある。
    本書は、そういった感覚は全くなかったのが残念。

  • 主人公にあまり共感できなかった。以下に詳しい感想が有ります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/neta16003.html

  • 母、ママ、お母さん、良かったね。

  • う〜ん…それなりに面白いとは思うけど。イマイチぼやけててよくわからない部分もあって読み終わっても納得できる部分がなかった。現実味もあまりないし。そういう意味ではこれぞ白石一文という感じなのかな。

  • 良かった点
    別れ話の際に彼女が彼を攻撃した所。
    脅し文句が下衆いけど、今まで我慢してきたこと、言えなかったこと、辛かったことのほんの一部でも吐き出して投げつけられたのはいい選択だったと思う。

    良くなかった点
    どっかで見たような、知恵袋っぽいネタがいくつも入ってるのが欲張りすぎじゃないかと思う。キャラの形成に全部のエピソードが必要だったか、過去を匂わすだけの方が余韻があった気がする。

    総評
    連ドラのネタ本のような設定と描写が眠い。一生懸命なのは伝わるんだけど、所々「おっ?」と思わないこともないんだけど。うーん、ポテト屋のバナナシェイクのような、カロリーはあるんだけど栄養がないというか、食べたのに食べた感のない小説で残念。

  • 2014年10月西宮図書館

  • 初めて読んだ白石一文。
    ・・・この作者さん、いつもこんなに薄っぺらい作品なんでしょうか。

    まず主人公の美帆にまるでリアリティがない。同じ女性として彼女の思考回路についていけない、共感できる部分がない。これならまだ荒唐無稽な設定でも、足を洗ったヤクザの優司の方がリアリティがある。

    ラストもよくわからない。実の母が投げ捨てたのではなく一緒に飛び降りたのだとわかっただけで「恨んでごめんね?」。
    投げ捨てようと一緒に飛び降りようと、自分の身勝手で娘を殺そうとした事実に変わりはないと思うのだが。

    全体を通して「男性が一生懸命考えたけど成功しなかった女性キャラクターの小説」という匂いがぷんぷん。もうちょっとこう、深みのある仕立て方はできなかったんですかね?
    この女主人公のリアリティのなさときたら、百田尚樹の『モンスター』の主人公和子に匹敵するよ。

  • 美人で頭が良くて仕事もできる美帆
    一度分かれた彼氏と寄りを戻したものの結婚に踏み切れない
    最後に求めたのは昔から知っていた心安らぐ相手だった

    よく結婚は思い切りが大切だ、と聞くが、この主人公を見ているとつくづくそう思った。でも、最終的には、自分の心の闇と向き合え、かつ、ハッピーエンドぽかったので、よく考えて決めるのもありだと思った。

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