厭犬伝

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著者 : 弘也英明
  • 新潮社 (2007年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103059516

厭犬伝の感想・レビュー・書評

  • 背景とかもう少し詳しくって思うところがあって・・・自分の読解力の問題もあるのだろうけど、いろいろと惜しい印象が読後に残ってしまった。
    とはいえ概ねテンポよくおもしろく読めたので、加筆修正して文庫化とかしてくれないかなーとも思います。

  • 江戸時代風の舞台設定のファンタジーもの。

    人の死体から生えた汚木と言う木を材料に、仏(幼子程の人形)を作り、戦わせる「合」を行う風習のある世界。


    思い通りの仏を作るため、都の人々を誘拐し汚木の材料としていた父。その罪のため捕縛される際に、その父を亡くしてしまった娘の犬千代。

    都の山守をしている厭太郎(ヤタロウ)は、山の中で犬千代の父を過失により死なせてしまう。また、その持ち物の中にあった仏を私物としてしまう。

    犬千代は厭太郎を父の敵として仇討ちを申し出る。その方法は合を用いるとの事であったが、二人の力の差は歴然としたものであった…。


    私では戦いの場面で双方の動きを想像するのがちょっと難しかった。
    本の帯にもあったが、ゲームになったら私もやってみたい。

  • これを読んだのは小学生の頃でした、あ、と言うまもなくこの世界に引きずり込まれました。綺麗で、薄暗いような。幼心にすごいものをみてしまった。そう思ったのを覚えています。

  • すごく……少年漫画です……

  • 世界観は江戸に近く、死体から芽吹いた木で彫った像を、念の力で動かして戦わせる合(あわせ)という娯楽がある世の中。
    するっと読めるお話でした。同じ世界観で外伝的な短編集とか出ないかな。何気に出てくる動植物とかも特徴あって良かったです。

  • 小学校の時に読んでいまだに好き。

  • 日本ファンタジーノベル大賞受賞作だが、設定はずいぶんとラノベ寄り。死体から生える「汚木」で作られた「仏」の生前に、ついつい思いを馳せてしまう。もし映像化すればかなり気持ち悪いだろうが、味のある世界観だった。

  • 設定はとても好きな感じなのに読んでてイライラする。
    だから!!といった感じ。

  • ファンタジーノベル賞大賞。もうその肩書きだけでもはずれじゃないのはわかっているんですが、流石に濃い。帯にゲームにできそう云々とあったけれど、うーん、無理じゃね?コンテンツを小説からゲームに移すと内容とか心情とか薄っぺらになりそうですよ。設定がしっかりしているからどうのというにはちょっとね。主人公も好敵手も年の割に澄ましてる感じですが、だからこそ面白い。クールビューティーな厭太郎が(中身が)泥臭くていい。円満な終わり方にならず、命の賭け合いである所を一環して最後まで通す所は嬉しいかぎりです。ただちょっと不満があるのは黒幕の方の事情をもっと書いてほしかった。丸投げしてるように思っちゃったのは私がひねくれているからか?生憎と不遇のファンタジーノベル賞なので話題にはあまりならないでしょうが、できることならせめて文庫落ちしてほしいと思ってます。

  • 私としては読みやすかった。設定はとても好みだし、あと表紙も素敵。

  • 第19回ファンタジーノベル賞、大賞受賞作品。
    難しい漢字が多すぎる。普段見ない漢字に読み仮名をふっていないので、何と読むのかわからないまま読みすすめて、結局入りこめない。
    世界も現実の世界ではないので想像しにくい。
    いかにも若い男性が書いたような作品だ。

  • 世界観をつかむまでに少し時間がかかったが、中盤からは一気に読んでしまった。主人公の設定がちょっとなんなので爽やかな話とは言えないがそれでもうまく読める作品だと思う。

  • 初めて書いた小説で、いきなりファンタジーノベル大賞をとるなんて…やっぱスゴイ人は違うなぁ^^; 合(あわせ)と呼ばれる格闘シーンは迫力満点でどきどきしましたが、この話に至るまでの各キャラの背景をもっと詳しく描いて欲しいなぁと思いました。特に厭太郎と笹乃のエピソードが読みたいです。

  •  第19回ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。
     犬が関係するのかと思ったら、単に「厭」も「犬」も人の名前でした。
     明治の日本っぽい雰囲気を持った異世界の町が舞台。

     表紙の見返しや帯に書いてあるあらすじや、内容紹介というのは、往々にしてねたばれになっており、先に読んでしまうと本編が面白くなくなるものもあるのですが、これに関しては読んでおいた方がいいかもしれません。「仏」「合」「汚木」「依姫」といったこの世界独特の言葉や概念を先に知っておいた方が読みやすいと思います。私は最初、それをかみ砕いていくのに疲れて、途中で放り出しました。
     そんな複雑な概念じゃないんですけれども、プロローグの部分で世界の雰囲気に浸れなかったので、嫌になってしまいまして。
     主人公の「厭太郎」くんが生きる意志を取り戻す物語、と簡潔に表現するならそういう話。
     この世界の雰囲気が気に入ればいい話なのかなと。私は趣味に合わなかったので、最後まで読んだことをちょっと後悔しました。別に途中で放り出したままでもよかったなと。

     アニメだったら楽しめたかも。
     時代劇とか格闘ものとかでもそうなんですが、戦闘シーンの長い物って飽きちゃうもので。刀を右から振ろうが上から振り下ろそうが、結局どっちが勝ったかだけわかればいいという、なんとも作者の苦労を無にする読み方をしてしまいます。戦闘中の心理描写ならちゃんと読むのですが、体の動きはどうでもいいと思ってしまうので。自分が体の動かし方を知らないから、どんなふうに描写されてもいまいちよくわからないのがいけないんでしょうね。想像力が足りないようです。

  • 第19回のファンタジー大賞作。

    眼高手低というか、作者が書きたいことが充分書き切れていない気がした。まだこれから伸びる人なのだろう。

    合の対戦シーンや厭太郎(やたろう)の成長ぶりなどはとてもおもしろかったので、こういう変におどろおどろしくしないで、明るい対戦もののように書いてあるほうがよかった。

    作成日時 2008年01月13日 08:33

  • 気になる。どーゆう物語なんだろう。

  •  異世界で繰り広げられる「合(あわせ)」と呼ばれる戦いに引き込まれる。戦国時代の"スタンド(JoJo)"もしくは「からくりサーカス」「プラレス三四郎」のイメージが、読んでいて自然と頭に浮かぶ。
     まだ若干25歳とのことで、ストーリーの中のゲーム感覚にも納得。処女作とのことなので、今後にも期待。

  • 借りたけどあまり読んでいない。
    話の内容、キャラが際立たない。

  • 第19回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。帯にあるように、確かにゲームにありそうな話。

  • ゲーム仕立ての伝奇小説、ってわりきればいいのかな?格闘シーンの描写は巧いけれども、フリークスじみた趣向はあまり新鮮味はないなあ。遠藤徹とかあのへんを思い出してしまう。
    (200801)

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