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- Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103060734
感想・レビュー・書評
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古川日出男さんの著書。
ここに描かれていることは、正しく〈出来事〉なのだ。
『記憶/物語』(岡 真理:著)流に表現すれば。
現地の状況を描写する部分を読んで、そう痛感した。
ラストは、希望が感じられる。古川さんの祈りなんだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドキュメンタリー的に進行、描写。この時期にこういう本にしてくれてありがとう!と言いたい。戦国武将の表現も、ニューヨークのグランドゼロの表現もこの本になくてはならないものとして著してくれました。「聖家族」も是非読んでみたい。
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震災後の福島についてのエッセイ、という形をとりつつも、作者のイマジネーションは古事記へ、戦国時代へ、前作の小説の世界へと自由にひろがる。
その自由さに振り回され続ける読書だったけれど、それがなにより快感。
とりあえず、前作「聖家族」を読まなければ! -
「聖家族」、読んでないので読もう。