マンボウ最後の大バクチ

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著者 : 北杜夫
  • 新潮社 (2009年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103062363

マンボウ最後の大バクチの感想・レビュー・書評

  • 大バクチの表題にひかれて読んだが、寄せ集めのエッセイー、一つ一つはそれなりに面白いが、この本のために書いたものではないので、一貫性がなく、全体的につまらなかった。

  • 我が青春の書とでもいう作家北杜夫であるが、狐狸庵先生こと遠藤周作も亡くなって久しい。ユーモア文学の走りとも言える2人であったが、残った北杜夫も齢80を過ぎ、今更躁状態になるとは、雑文ばかりだが読ませるところは感心する。

  • 学生時代に「青春記」や「航海記」を通学電車で楽しく読んだ。亡くなった著者の最後のマンボウシリーズ。由香さんがサントリーのOL本と併せて読むと2倍楽しめる。小遣いを制限されていて大ばくちが打てないしょげ方がかわいらしい。猛獣使いと言われる編集者のぺこちゃんも魅力的。交友録も貴重だ。
    『猛女と呼ばれた淑女』も読んでみたくなった。

  • まだまだ、お元気で頑張ってほしい。どくとるシリーズがなつかしい。

  • 最近の北杜夫の著書は初めて読みました。

    人生最後の躁病ということで、かなり期待して読んだのですが、
    往年の勢いが感じられず、どのページを捲っても笑いが止まらないふつふつと漲るエネルギーは絶えてしまったようです。
    なんだかもの寂しく感じられますね。
    それに比べると佐藤愛子先生はまだまだお元気です。

    この本の再読はないと思いますが、大躁病であった時代のエッセイを読み返したくなりました。

  • +++
    まさかの「老年躁病」が突然発症!杖にすがっての珍道中が始まった!ギャンブル行脚は、競馬、競艇、カジノに及び、一喜一憂の日々が続く。しかしそれもつかの間の狂乱バブル。再び腰痛と鬱の後期高齢者に逆戻り…。爆笑最新エッセイ集。
    +++

    80歳を過ぎて、長年の鬱から躁に転じた著者の、痛快エッセイである。子ども返りして駄々をこねてみたり、ギャンブルツアーに出かけてみたり。娘さんに操られているかに見えて、大喜びで同道するマンボウ先生の姿が目に浮かぶようである。腰は曲がり、腰痛もひどく、よろよろしている、などとおっしゃるが、まだまだお元気で読者を愉しませていただきたいものである。

  • 昨日『星新一 一〇〇一話をつくった人』を読了した。そしたら、その次に読んだこの本の最後の章に「実に面白かった星新一さん」というお話があって、じつにおもしろかった。実は少し前に思い立ったように『どくとるマンボウ航海記』を読んでいた。絶対昔読んだことがある、と確信して読んだのだったが、どうも初めてだったみたいで、すこぶる面白かった。次は遠藤周作 狐狸庵先生を読もう。そうだな『ぐうたら人間学』辺りがいいかな。この本は 昔絶対に一度読んでいる。・・・そして、みぃーんな い亡くなってしまった。おっと、北杜夫せんせいはまだ生きとったわい。失礼した。

  • この本は2009年5月の「週刊ブックレビュー」で紹介がありました。
    「週刊ブックレビュー」のホームページより作品紹介を転載します。

    本の内容
    今年82歳の「どくとるマンボウ」こと北杜夫さん。人生最後のそう病を発症!と宣言、西へ東へギャンブル行脚のてんまつをつづったユーモラスなエッセイ集です。
    破天荒でハイテンションなエピソードが笑いを誘います。昆虫採集に夢中だった少年時代の回想や、世を去った友人たちとの思い出をも淡々と書きつづっています。年輪を重ねた「どくとるマンボウ」だからこその味わいがにじむ一冊です。

    北杜夫さんは斎藤茂吉の息子なので、茂吉のことがよく出てきます。
    山形が茂吉の故郷ですが、山形の斎藤茂吉記念館には行ったことがあります。
    蔵王山の記念碑も見たことがあります。
    長崎の足跡はまだ辿っていないので行ってみたいです。

    北杜夫さんがちいさいころ、夕方遅くなると人さらいにさらわれる、サーカスに売られると言われていて恐ろしかったとあります。
    これは分かるような気がします。
    時代が30年ほどずれますが、わたしもこんなことを聞かされた記憶があります。

    群ようこさんの「キラキラ星」のモデルになった女性編集者のことが書かれていておもしろいです。
    この本の中で「猛獣使い」「ペコちゃん」と呼ばれています。

    北杜夫さんがこれほどのギャンブル好きだとは知りませんでした。
    お金をどんどんバクチにつぎ込みます。
    これで何故一文無しにならないのか、家庭崩壊しないのか不思議です。
    夏を軽井沢で過ごすというのもうらやましいことです。
    金銭的ゆとりがないとできないことです。

    自殺した鷺沢萌さんのことが出てきます。
    亡くなった星新一さん、倉橋由美子さん、宮脇俊三さんの想い出も語られます。
    「時刻表二万キロ」の宮脇さんの編集者としての姿が語られます。

  • まさかの「老年躁病」が突然発症!杖にすがっての珍道中が始まった!ギャンブル行脚は、競馬、競艇、カジノに及び、一喜一憂の日々が続く。しかしそれもつかの間の狂乱バブル。再び腰痛と鬱の後期高齢者に逆戻り…。爆笑最新エッセイ集。

  • 1999年から2008年までの雑文〜躁病の時に書いたものを読むと落ち込む。躁状態の時は株に手を出し,新潮社に大借金を拵える。借金を返すため文章を書かねばならないが,バクチか・父茂吉の思い出か・戦中戦後の話か・文壇デビューの話か・物書きを目指している娘の話か・躁鬱病か〜書くきっかけとしては,友が死んで追悼しなくてはならない時と踏んだ。鬱病と腰痛で痩せてしまい,母・輝子の事を祖母と書く娘・由香に連れ出して貰わないと外にも出ない。その娘が「死にそうだ」と云って,躁病に転ずる82歳

  • 寄せ集め。斜め読み。

  • 相変わらずの、躁鬱病ネタ、青春譜ネタ、茂吉ネタ、輝子他ファミリーネタ満載。ワンパターンではあるが独特のバランス感を持ったユーモアは健在。すでに30年以上のつきあいになるな。NHKの週間ブックレビューで紹介されるまで、化粧紙に隠された本体の表紙に写真が出ているとは知らなかった。

  • 我らがDr.マンボウ氏の「躁病」によるバクチ行脚エッセイ。(回顧録もあり)81歳の今、全てを書き下ろしたのかとべっくりして読み始めたのだけど、書き下ろしは最初と最後だけで間はこの10年間ほどのあいだにあちこちに書かれたもををまとめたものだった。寡聞にして未知だったんだけど、マンボウ氏ってこんなギャンブル好きだったんだなぁ。娘と一緒にあちこちでギャンブルしまくるんだけどその使うお金がすごいんだ。出版社に借金したり、古本屋に自分の原稿を売ってまで軍資金を作ったりしてさ。やっぱ、大作家さんってのはすごいよな。それから宮脇俊三氏やら曽野綾子氏やら吉行淳之介氏やら倉橋由美子氏や遠藤周作氏やらた〜んと出てきて楽しいぞ。

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マンボウ最後の大バクチの作品紹介

まさかの「老年躁病」が突然発症!杖にすがっての珍道中が始まった!ギャンブル行脚は、競馬、競艇、カジノに及び、一喜一憂の日々が続く。しかしそれもつかの間の狂乱バブル。再び腰痛と鬱の後期高齢者に逆戻り…。爆笑最新エッセイ集。

マンボウ最後の大バクチはこんな本です

マンボウ最後の大バクチの文庫

マンボウ最後の大バクチのKindle版

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