たまゆら

  • 新潮社
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本棚登録 : 244
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103063322

感想・レビュー・書評

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  • 罪を償うということ、生きるということ。
    臨界を舞台にして、人の世で生きるということが描かれている。

  • 人の世と山、生と死の臨海に住む老夫婦。
    ことばが音のように連なって幻想的な世界が広がっていく。
     
    でも、どうも陽介が冬山で一年間生きていくという現実味のなさが受け入れられない。

  • 山で暮らす老夫婦のところに、一年も前に、山に入った友達を探すために若い女性がやってきた。
    ぬばたまと同様、あまりよくわからない話だった。

  • 一度入ると、帰って来れない深い山の入口で、そこに入る人を静かに迎えるために自給自足の生活をしている老夫婦。18才で父親を殺してしまった陽介を追って、幼なじみの真帆子は老夫婦のもとへやって来て、30年前の家族惨殺事件の話を聞く。真帆子の選んだ道は。老婆の穏やかな語りで綴られる、愛の物語。

  • リアリティがありそうでない。ファンタジーのようで其ほどでもない。

    このてのあさのさんは、好みでないな〜

  • うーん。。。疑問点だらけ。
    ・なぜタイトルが「たまゆら」なのか
    ・陽介が父を殺した理由は結局なんなの
    ・真帆子の思いが本物の恋とはおもえないどちらかというと呪い
    ・ゲンイチの気持ちがまったくわからない
    ・山でのゲンイチへの日名子の独白が全く浸み込まない自己満足にしか感じられない
    ・そもそも雪深い山で陽介が生き永らえたミラクルはなに
    ・その陽介が雪崩を逃げ切った体力はどこかr
    ・ヒバはどこでなにと番って毎年仔を産むというのか
    ・親を殺して6年で出所できるもんなのか


    などなど。。。たまゆら、とは正反対の永久の業とか妄念だとかそういう言葉が似合う内容、でした。重い。

  • 内容は激しいのに物語の進みは緩やか。
    人をこんなに激しく思えるもんなんだ…と感心。
    最後はよく理解できなかったのが残念

  • 登場人物の気持ちが、理解不能。

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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