ジーン・ワルツ

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著者 : 海堂尊
  • 新潮社 (2008年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103065715

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ジーン・ワルツの感想・レビュー・書評

  • 読み始めは、なんとなく退屈な感じがしたけど

    読み進めると、とても面白かった

    チームバチスタの栄光を書かれた方の本だとか、

    さすが外科医なだけに話は深くて面白い

    厚生省の批判もバンバン、なんだか 医療の裏を少しかじれたかも

    どんな時でも、冷静に物事の先を見据える目と、

    常に最悪の事態を想定し行動する事は、主人公を見習いたいと思った

    中盤引き込まれただけに、最後に無理やりタイトルをくっつけた感が少し残念だったかも

  • 265pの厚みの本ですから、すぐに読んでしまいます。
    同じく厚労省への提言をたくさん散りばめながら
    田口・白鳥シリーズとは違い、作者のやや極端な理想が語られてるのでは?
    医療制度の破たんへの悲痛な叫びがこめられていると感じました。

    しかし。
    人間は子孫を残すように性/行/為に快楽をプログラムされたんだと思うけど
    産むの産まないのを意志でコントロール出来る以上
    子孫繁栄と性的快楽は一蓮托生ではなくなった。
    遺伝子を残すのに必要なのは、男と女ではなく、卵子と精子でしかないのか?

    もし、極めて優秀な精子が数百種類で各数兆個ほどあれば。
    オスはいらないのかもしれないね。

  • 不妊治療・代理母問題等を取り上げ 現状の産婦人科医療の危機をあぶりだしている小説

    主人公の非常に巧みで冴えわたる思考・行動・発言が 女性としては気持ちよい

    海堂氏ならではの作品

  • 妊娠から出産。。
    生命の神秘というか、奇跡について、
    教えてくれた本です。

    最初は染色体とかDNAとか出てきてて、
    全然ちんぷんかんぷんだよーって感じだったけど、
    頑張って読み進めてみて良かった。

    人間というものが五体満足で生まれてくるその奇跡が、
    前よりもずっと分かった気がします。

    すごくたくさんの難関をクリアして、
    そして五体満足の人間が生まれる。
    それはすごくすごく大変で奇跡的なことなんだ、
    っていうことを確かにみんな分かってない。

    読んでるうちに何でだかなんともいえないけど感極まってしまう、
    そんな場面がいっぱいあった気がします。

    母親ってすごいんだな。

    政府と病院のやりとりも、政治はあまり分かんないけど、
    現場を見ない上のやり方が現場を苦しめて、
    さらに国民の首も絞めてるのが見ててかなりイライラしました。

    やるだけやって現場荒らして放置って。
    それで問題が起こったら責任は現場で。
    何それ。
    ちゃんと体制整えてやれよ!!

    でもそーいうことって社会では本当に多いんだろうな。
    病院の中で起きてることだけじゃなくて、
    政府とか国民とかとの関係もふむふむと読めました。

    そしてまりあ先生かっこいいです。。
    女性は本当に強い。

  • あの『チーム・バチスタの栄光』を書いた、海堂氏の作品。
    舞台は東京の大学病院と、とある産婦人科専門病院。
    大学病院に勤務する理恵は、その産婦人科病院で外来のバイトをしつつ、
    人工授精を手がけていた。
    上司にあたる清川は、かつては一緒にその病院で外来を手伝っていたが、
    今では退いている。
    そんなある日、理恵が代理母出産を行っている、との噂が聞こえてくる。
    探りを入れる清川。果たして理恵は、本当に代理母出産を行っているのか?
    その真相に迫っていく過程ももちろん面白いが、現在の産婦人科や地方医療の
    危機的状況を訴えているところや、人工授精の技術が発達することによって
    「出産」そのものが昔とは異なったものになっていること、また五体満足で
    生まれてくることの奇跡など、興味深い。
    やっぱり、海堂氏の作品は面白い。

  • 産婦人科の元で手腹腔鏡下術を受けた私にとっては「不妊治療」は興味があるお話。映画化が楽しみです。
    マドンナヴェルデも読んでみたい。

  • 僕は海堂さんが好きだ。
    何故かって僕の知らない世界を見せてくれるから。
    僕には縁のない世の中を見せてくれるから。

    そのなかでもいっとう好きなのがこのジーンワルツだ。
    人間が生まれるという奇跡を当たり前のように享受している現代人には是非読んでいただきたい作品だ。
    特に女性のみなさんには。
    産婦人科医が不足し、子どもが生まれず苦しんでいる家庭があり、代理母出産には反対する日本の産婦人科制度。
    友達に保険士がいるのだが、不妊治療にはやはりたくさんのお金が必要らしい。

    そんな日本に問題定義をする一冊。
    出来ればマドンナ・ヴェルテと一緒に読んでほしい。
    そして、願わくばこの二冊を映画化するべきだ。
    もっと僕らは命が生まれる奇跡を尊ばなくてはならない。

  • 得られないものを求める気持ちは、どこかで何かしらの気持ちの折り合いをつけなければ。
    理論だけでは割り切れないだけに、難しい問題。

  • 妊娠、出産、医療と医学、代理母出産。理恵が清川に語った最終保険の話、本当かな。はったりだと思いたい。初めは堕ろしに来たのに、最後にはどんな子どもであっても、1人でも産むと決めたユミに心打たれた。続編も気になる。

  • (2010より転載)
    日本の産科医療の問題が山積み!
    って具合にわかりやすく、そしておもしろく書いてあったので、満足しました。
    現代医学が遥か昔に作られた法律に縛られているという点も、
    私にとっては、新しい視点でした。うむ。
    代理母の問題についても、産科医療についても、
    「子どもの最善の利益」はどこに行ったのか。日本。
    2010.3.16~3.22読了

  • マドンナの前の話だった。話はマドンナとリンクしていた。マドンナを先に読んでいたから、患者の裏のことまで分かった。ちょっと先に結論を読んでしまった感じ(苦笑)

  • 映画といろいろ違うところがあって・・・考えさせられたけど・・・

  • 産婦人科の先生、不妊治療。難しい。

  • 再読。生まれてきた子も、生まれてこれなかった子も、
    みんな幸せでありますように。自然と泣けてきました。

  • おもしろかった。
    妊娠・出産の難しさ、その奇跡を目の当たりにしてくれる。
    また、医療行政・地域医療の現状がわかりやすかった。
    母親は強いなぁ〜

  • 「ひかりの剣」を読んだ後で、もう少し清川の活躍を期待していたが、主人公にいいように扱われて終わってしまった。

  • 少子化問題・人工授精・代理母・・・美人産婦人科医が厚生労働省と帝華大学の白い巨塔に挑戦する。ストーリーはとても面白いし妊娠と出産の知識も学ぶことが出来る。私も子供を持つ親として真剣に読んだ。特に少子化対策における厚生労働省のアホさ加減にはあきれ返っていただけに、この本を読んでその訳が理解できた。役人というのは恐ろしいものである。なかなかヘビーな内容もあるが、全女性に読んでほしい小説です。

  • 桜宮市・東城大学医学部を卒業、東京・帝華大学に入局した32歳の美貌の産婦人科医、曾根崎理恵―人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。顕微鏡下人工授精のエキスパートである彼女のもとに、事情を抱えた五人の妊婦がおとずれる。一方、先輩の清川医師は理恵が代理母出産に手を染めたとの噂を聞きつけ、真相を追うが…。

  • 高校生のときに課題図書として一度読んだ。そのときの印象があったので、最初から退屈しずに読めた。作中にみんな赤ちゃんが生まれてくるのを当たり前だと思っているというようなことが書いてあったけど、本当にその通りだった。途中何度も心に響いて涙ぐんだ。手術シーンとかはお腹痛くなったけど。女性にはもちろん男性にも読んで欲しい作品。赤ちゃんて奇跡。医療の裏側はやはり今でも難しく理解しきれなかった。また何年後かに読みたい。

  • まえふりというか、医学的な説明が長くていつになったら本題に入っていくのか、それともこのまま終わってしまうのか心配しながら読んでました。

    1/3を過ぎるくらいからどんどんスイッチが入って、最後まで一気に駆け抜けていく内容は最高でした。
    青井ユミが母親に目覚めて成長していく姿は感動。

    清川先生がどれだけ素敵なのか
    とっても気になりました。

  • 医学、医療の違いと現実に気づかされ、
    命の奇跡、尊さ、愛に泣いた。

  • 読んでいる途中で、ドラマか映画を見たことを思い出した。

  • 無事赤ちゃんが生まれるのがどんなに奇跡的なことなのか、初めて知った。
    妊娠するとどんな女性でも母親になるんだなぁ。

  • 不妊治療と代理母出産を手掛けるクールウィッチ曽根崎。現在、産婦人科医不足が叫ばれる中、医師という立場から医療と法律、そして行政の問題について描かれた作品。本来は同じ方向を目指すべきである事柄が、何故か争う形になる現状は考えねばならない。
    ただ、この曽根崎という医師が独特の倫理観の中から行動しているので、好き嫌いは別れるかもしれない。

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ジーン・ワルツの作品紹介

桜宮市・東城大学医学部を卒業、東京・帝華大学に入局した32歳の美貌の産婦人科医、曾根崎理恵-人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。顕微鏡下人工授精のエキスパートである彼女のもとに、事情を抱えた五人の妊婦がおとずれる。一方、先輩の清川医師は理恵が代理母出産に手を染めたとの噂を聞きつけ、真相を追うが…。

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