- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103066057
作品紹介・あらすじ
警察庁の公安課内に密かに組織された「次世代犯罪情報室」。人の死を100%予知する〈クロノスシステム〉を用いて、真田省吾たちは凶悪殺人事件の阻止に奔走している。そこに天才的な頭脳を持つキザで毒舌な男、黒野武人が加入。爆破テロ、切り裂き殺人、毒殺――次々と予知される殺人計画を追うふたりは、死の運命を変えることができるのか。痛快無比のハイスピード・アクション、新シリーズ始動!
感想・レビュー・書評
-
テンポよいアクション小説!
テンポが良すぎて恐怖を感じるヒマもないスピード感は一長一短か。
物語は…
殺人を夢で予知する昏睡の美少女 志乃。
志乃の夢を可視化することで凶悪な殺人事件を防ごうと特殊任務につくチーム。
志乃の夢がチームに悪夢を突きつけていく…
SFアクション映画を観終わった感じです。
って、本作「天命探偵」シリーズ5作目ってなってる!
どうりで背景の説明が少ないのか。
こりゃ「天命探偵」シリーズを1巻から読まないと。
人が死に続ける夢を見るのはどんな気持ちだろうか。
きっと削られていく、感情が。
愛する志乃を蘇らせたい気持ちが、愛する志乃を殺していっているのかもしれない。
悩む…悩み続ける、だろうな。
希望を持ち続けるもの。
希望を裏切り続けるもの。
読み続けよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
天命探偵第二部の初作。
新キャラもたくさん出てきますが、まあみんな黒くて胡散臭い。一人とくにいけすかない。
前作でヒロインが酷い目にあってた状況は変わらず。むしろ、さらに扱いが悪化した感。
これでもかっていうくらいの不幸な状況を主人公に背負わせてるな作者は。
そして、私たち読者はそんな主人公がめげずにみんなハッピーになるような解決するという期待も背負わしてますかね。 -
ラストでびっくり!!可哀想な志乃…。ストーリーの方は国際化で大きく膨らんではいるので探偵と言うより秘密結社のような感じになりつつあるなあ。こじんまりしてた時の方が、それぞれのキャラクターの見せ場がたくさんあってよかったかも。それにしても真田は何台バイクを壊すのだ?(笑)
-
彼らが帰って来た!
懐かしい、相変わらずのみんな。ただ、史乃の状況には心が痛む。
その分、彼女を利用したシステムには怒りを禁じ得ないわけだけれど、それでも、真田たちには史乃が必要だから。
新メンバーの黒野。
彼の過去も、あまりに痛ましい。あの「同級生」と、再会させてあげたい。
それぞれが満身創痍での事件解決。その後に明かされた事実が、一番衝撃的かもしれない。 -
久しぶりの天命探偵シリーズでしたが、設定が大きく転換してました。新たな登場人物もいて、気楽に楽しめました。
-
前作を読んでから、随分間が空いてしまったけど、楽しく読めた。真田と黒野はいいコンビで、これからも楽しみ。
-
黒野と塔子が加わって、意識を取り戻さない志乃の夢をもとに難事件が解決していくが、何よりも、志乃ちゃんが眠らされていたことにショック。次回どんな風に展開していくのか・・・
-
2016.10.30 完読。
シリーズ5作目。
クロノスからの黒野?
4作目で、志乃が撃たれて意識が戻らなかったらしい。4作目最後は、意識が戻る期待がある終わり方だったのに。。。 -
なぜ?
謎が渦巻く新章スタート!