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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
すごく同感できる話が多くて,
たぶん自分も将来同じことを思いながら
親と接するんだろうと感じた。
母親と娘の関係について研究した
心理学者っていないものかしら?
本があったら読んでみたい。
いま、佐野洋子にはまっている。 私には、女性の書き手で、嫌な感じをどこかに覚えずに済む人は少なくて、何か一冊面白いものを読んでも、「女性臭さ」のようなものが鼻についてしまうというか、条件付きの「好き」になることが多い。躊躇なく「好きだ」と言えるのは、いままで幸田文ぐらいだった(岸本佐知子のエッセイや編訳集はとても好きだけれど、この人は少し「好き」の種類が違う)。 このこと自体がちょっとした悩み... 続きを読む »
母娘の葛藤ってよく聞くけどここまで激しいと本人達にとっては大変なことですね。たたみかけてくるように似たエピソードやいらいらしたり後悔に似た懺悔の気持ちが表現されて苦しくなるほど。
「幸子さんと私」に続いて母娘関係の本。
3人姉妹がそれぞれ、シズコさんへの感じ方や距離が違うのがおもしろい。
なんにせよ、親子って子供がどう感じているかが全てのような気がする。世間ではだらしない親でも、ひどい親でも、子供が愛情を感じていて大人になって「オレ、オフクロめっちゃ好きやねん(←50歳の元ヤンチャだった友人の言葉)」と言うのならそれでいいんだろうな。
それにして、娘から母親に対してNGをだす本はけっこうあるんだけど、息子のはないね。
男の子は母親に対して冷静な分析ができないのだろうか?
母親への愛情が溢れすぎて読んでいて苦しい程。
一番受け入れて欲しい人に受け入れてもらえない孤独は深い。
だから佐野洋子はあんなに強くて優しい人になれたのかもしれない。
人生を閉じていく母と過ごすことで救われていくものの、その時間の先が短いことのやるせなさ。
親子ってなんだろう。
佐野洋子さんといえば、私の中では絵本「百万回生きたネコ」の作家さんだった。一見荒っぽいタッチに見えるけれど、実はかなり深いところに根を張っているような強さを感じる絵と物語。この「シズコさん」は、佐野洋子さんのお母さんとの思い出を描いた自伝エッセイだが、やっぱり、同じようなバランスを感じた。
女性特有の心境なのでしょうか。あまり気持ちが分かりませんでした。しかし、嫁とその母を見ていると少し分かるような気もします。文章から情景も浮かんできます。同じ境遇の方には良いのではないでしょうか。
母と娘の話です。<br />何だか悲しい話です。
その時々の感情がボソリ・ボソリと語られています。ボソリ・ボソリではあっても、見詰める眼差しは鋭く悲しみでいっぱいです。
同じエピソードが何度も何度も繰り返されることで、じわじわと母娘の垣根がとりはらわれていくような印象を受けました。初めのうちはひどい思い出ばかりが強く描かれているけれど、次第に、それでも母の尊敬できる部分が浮きあがってきて、ついに呆けた母に寄り添えるようになる。また次の1冊を読んでみたくなりました。
(図書館で借りた本)
なんだか・・・すごいものを読んだ感じ。上手く表現出来ないけど・・・。佐野洋子さんが、癌の再発の中でしたためたと思うと、胸に迫り来るものがある。ある意味、佐野さんの遺書なのかもしれない。読者の好き嫌いは分かれそうだが。
それにしても弟の嫁のテルコさん、強烈だよ~。あんな人が母親だったらイヤだ! 「シズコさん」の娘よりも「テルコさん」の娘の方が、親に対して愛憎抱えてそう。
誰もが自分の親の老いを見るのは辛い。しかし、自分もいつか行く道。 人間生きていれば病気になり衰えたり、年齢を重ねボケもする。 母と娘の関係など100の家族があれば100通りの歴史があるはず。 肉親と言っても皆仲良しのはずはなく、相性の善し悪しもある。 そして身内の問題を客観的に文章にするのはやはり難しい。 佐野さんの感情の高ぶりを読み取れる場面は多い。しかし、きれいごとでは ない真実の... 続きを読む »
「母」を「シズコさん」とタイトルしていることから
母との距離感が伝わってくる。敬称はついているから感謝の
気持ちもあると思う。でも離れたいほど嫌な存在だったら、、、
それでも離れられない存在だから。
母を他人と思うしか手だてがない。
そうして何かが決定的に引き裂かれる。
地獄なんて、死んでからいくものではなくて、生きているから
地獄が存在するんだと思う。
学生に読んでほしい著書。
佐野さんは『百万回死んだ猫』の絵本作家で有名ですが、『橋のない川』を書いた住井すゑさんの童話『カッパのさるまた』の挿絵もしています。
こども時代から母親と折り合いが合わず、老いた母の晩年にやっと関係性が修復し、理解することができます。親子間の心理・介護問題に共感することの多い作品です。
佐野洋子さんも死んじゃったけど、こうやって本になったから小さい弟のことを読んだ人みんなきっと、覚えとく。
母と娘の関係って外から見えるよりずっと複雑。
優しくしたいのに優しくできない、母の優しさをあてにしなくなった、そんな著者もシズコさんも気の毒。でも共感できるとこもある。
人生はやり直しできなくて、悲しい。
初、佐野洋子作品。
作者の母に対する想いと、自分のそれとは全く違って戸惑いもしましたが、
作者も言うように、母に対する想いは人それぞれ。
この本を読むと、自分の母がいかに自分に優しかったか、
自分がいかに恵まれた環境で育ったかを再認識させられ、
もっと母に優しくしてあげたいと思いました。
ずっと母が嫌いだった作者だが、
最後には母親を好きになれて本当に良かった。
【あの頃、私は母さんがいつかおばあさんになるなんて、思いもしなかった。ずっと母さんを好きでなかった娘が、はじめて書いた母との愛憎】
「家族」というのは、仲が良い・円満であることが良しとされる。それが一般的な解釈であろう。しかし、僕は必ずしもそうは思っていない。「家族」というのは毎日顔を合わせる。極めて近しい間柄であり、お互いの悪いところと否応なく向き合わなければならない。反目し合いながら、しかし、それでもいざちうときに、その絆を発揮するのが「家族」なのであり、常日頃からベタベタと馴れ合うような関係ではありたくないと思う。両親に... 続きを読む »
遺書だったのでしょうか。
佐野さんのエッセイはバッサリ斬るのに、どことなく心地よい内容に感じます。今回は母親の事をメインに佐野さんの身内、あるいは身内に近い人達の事を書かれていました。最後に、ご自身が癌だと言う事、そして自分の死期が近い事を書かれており、ハッとしました。何だか嫌な気分になり、ネットで検索しましたら今年の11月に亡くなられていました。心よりご冥福をお祈りいたします。
ええと。どなたかの本に書かれていたのですが。亡くなられた方の作品はこれ以上新作が出ない為、読む本が限られてしまう。だから、大事に何年もかけて読む、と。佐野さんの作品、ほとんど読んでしまいましたが、未読の本もありますので、私も大事に何年もかけて読みたいと思います。
そふが亡くなった時を思い出した。
血のつながりは親しさにつながらないけれど、失ったとき、そのかけがえのなさに気づく。でも、もう遅いんだ。
母と娘。おんなの血は他と違うのかもしれない。おんなだ、と呼ばれるから。

最後のほう、同じことが繰り返し書かれていて、
作者本人もおぼけになられたのかと思ってこわかった。
ねらって書かれたんだと思うけど…
あと、ずっと群ようこさんと勘違いしてて、
「あれっ、満州...





