- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103070412
感想・レビュー・書評
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ナツ、トウヤマ、ハルナ、アキオ
4人の男女が 温泉で過ごした
一夜の心情を それぞれが一人称で語る物語。
娘の本棚にあった本で この作者 3作め。
毎回たくさんの謎が残されたまま 終わっているので
モヤモヤ感ですっきりせず
もう作品を 手にとることはないかな。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんかこう、つながってなくて、でも、つながっている、というところ?読み直す余地ありです。
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☆$$よく分からなかった。著者は序盤(さくら、黄色い象)では$$非常に良かったが、段々と不思議の国へ行ってしまった感がある。$$僕は不思議の国はあまり好きではない。
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ナツ、ハルナ、トウヤマ、アキオ。うーん。なんかいびつ。
なんなんだろ -
何かが足りない、何かが欠落している男女二組の温泉でのホラー・ミステリー!?池に面した風呂と鯉と猫の鳴き声の組合せは異様だ。何かを求めての旅がそれぞれ自分を見つめ直すとともに、歪んだ狂気的内面を持つバラバラの四人。牡丹の刺青の女性が死んだの?…謎を残しての結末で終るが、温泉の湯気さえ感じさせない冷たい空気感、西さんってこんな文体もあるんだ!
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ざらざらする、決して交じり合わないひとびと。
落ち着かないというか、居心地が悪いというか、だけど、その、混じれないところを見ていると(読んでいると)どこかでほっとしているところもある。
うーん。これまた時間おいて再読すると見方変わりそう。
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空気がひやりとする季節、川の近くの温泉宿での一夜を男女4人それぞれの目線で語る、ミステリーな一冊。
冷たく妖しい物語に、思わず引き込まれました。 -
4人+宿の人が語り口調で話してる文章。
暗いけど、どうしてそうなったのかが最後まで読んだらわかる。
暗くて、ねじれた人間の心。
部分部分でひどいなぁと思うところがありました。 -
眠れない夜に読んだらぞくり。
白痴的美女というのか…少しだけ「桜の満開の森のした」をイメージした。
なんとなく整形美女のハルナが一番怖い。