- Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103070429
感想・レビュー・書評
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いまいち掴みきれなくてもやもや。
その人への好き嫌いがその人の作品への好き嫌いに反映される。芸術やアートが評価されるって、何を生み出したかより誰が生み出したに依存してるということなのかしら。
でも突如として、そんなの関係なく全て持っていかれる恋愛があって、夏目にとっての間島、美登里さんにとっての瀬田、瀬田にとっての元彼女、間島にとっての種違いの彼女。うまくいくとは限らないのが恋愛ってこと?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【あらすじ】
女32歳、独身。誰かにのめりこんで傷つくことを恐れ、恋を遠ざけていた夏目。間島の絵を一目見た瞬間、心は波立ち、持っていかれてしまう。走り出した恋に夢中の夏目と裏腹に、けして彼女だけのものにならない間島。触れるたび、募る想いに痛みは増して、夏目は笑えなくなった──。恋の終わりを知ることは、人を強くしてくれるのだろうか? ひりつく記憶が身体を貫く、超全身恋愛小説。
『彼には、誰にも立ち入らせない何かがあった。そのくせ簡単に他人の心に潜りこんでくる彼の無防備さが、私はやはり怖かった。』
【個人的な感想】
しっかり1文ずつ噛み締めながら読まないと感情?の表現がわかるようでわからない。
私はこんなにも心を掻き乱される恋をしたことがないので、読んでいて不思議な作品でした。 -
2.0
苦しいお話でした。
読むのが辛かった、、、 -
恋愛に生きるって、こんなに難しいのか
私は誰かを好きでも 好きとしか考えられないし難しいことは考えない
馬鹿で良かったような悪かったような -
主人公の体臭が臭ってきそうなほどリアルで、でもアラサーの独身女性の寂しさを見た気がした
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主人公の友人瀬田が鍵を握りそうな雰囲気はそうでもなく。
主人公の自己嫌悪が続くような内容で終わるのは個人的にはいや
読みやすさは◎
個人的なピークは間島氏と過ごす前後