春告げ坂―小石川診療記

  • 62人登録
  • 3.53評価
    • (1)
    • (16)
    • (17)
    • (0)
    • (0)
  • 12レビュー
著者 : 安住洋子
  • 新潮社 (2011年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103070634

春告げ坂―小石川診療記の感想・レビュー・書評

  • 小石川養生所で働くお医者さんのお話し。

  • 「日無坂」の続編。
    漢方の先生が蘭学を学ぶ決意をするまで。
    ていねいな描写で、ストーリーがたんたんとつづく。
    起伏に乏しく、省略も少ない。
    珍しいタイプの作家。
    その後の伊佐治の物語を読みたい。

  • L 日無坂の続編?

    日無坂は自分レビューは伊佐次が活躍する話を読みたい!も伊佐次押しだったけど、残念ながら話の内容までは覚えておらず。日無坂を読んでなくても全く問題なし。伊佐次の過去を知りたかったら日無坂をどうぞ。
    小石川養生所の医師、淳之祐。養生所を手伝うお瑛。淳之祐の本当の父の切腹の訳。…なんだかデジャブーを感じるこの設定。養生所の話も多いし、医師の話も出生の秘密とやらもよく読むからなのか?全部のせ!
    卑怯なのは養生所だから重病人は命を落とし、その人にはドラマがあって、いろんな角度から養生所の人たちが絡んでいくっていう…泣けるに決まってるだろ!的な。淳之祐は最後に養生所の先生にありがちな選択を。デジャブーだわ(笑)
    一番光ってたのは伊佐次!やっぱり伊佐次と名前が付く人には野暮な奴はいない。

  • 「しずり雪」でファンになった小説家さん。

    伊佐次を主人公にした続編を読んでみたい。

  • 小石川療養所に看護中間なるものがいたとは初耳。TVの大岡越前に出てきた竹内無我演ずる榊原伊織みたいな先生と、土田早苗みたいな女性が働いているのかと思ってた。

  • 読み応えありました。
    スゴイ事件とか起きるわけではないけど、淡々とじっくり読めました。

  • 朴訥で真面目な淳之祐.父の自死の経緯を知って思い巡らす表題作が秀逸.出てくる女性たちのおおらかさが読んでいて楽しい.

  • いいお話でした!

  • 主人公をはじめ登場人物が魅力的
    どの時代でも人の弱さ・切なさ・暖かさは変わらない。
    人生は時に過酷でもある
    江戸の時代に入り込めるよい作品だった。

    この後彼らがどう生きたか続きが知りたい。

  •  若き医師の奮闘記という形ですが、介護の中間に『日無し坂』の伊佐次が出てるんですねえ。どうして江戸物のわけありの男ってこんなにかっこいいのかしらん。

     実際の江戸時代の治療や介護がどうだったかは分かりませんが、介護師であるはずの男たちが博打に明け暮れていたり、治る見込みのない患者は追い出されたりと、本当にこうだったのではないかと思われる描写です。


     安住さん、どんどん手馴れてきてますね。

     NHKの木曜時代劇あたりで放送するかもしれないなあと思いました。

     そろそろ大きな賞もとってもいいかもしれません。

  • 江戸時代の小石川養生所を舞台とした江戸庶民物短編集。
     主人公の高橋淳之祐は、小石川養生所の医師でひたすらまじめに働き学んでいる。これは父親が早くに死に、医者の高橋家に養子に出された育ちが影響している。
     この養生所に身寄りの無いそして金もない病人が運ばれてくる。それぞれの病人にはそれぞれの事情があり、それがそれぞれの短編となっている。
     短編を通じて患者の死に無力感を持ったり右往左往していた主人公も次第にある目標を持つようになってくる。

     江戸時代のお話し好きな当方にとってはなかなか楽しい物語であった。しかし、同じ作者の「いさご波」の方が厳しいお話しがあって感動は大きかった。

  • 【収録作品】春の雨/桜の風/夕虹/照葉/春告鳥

全12件中 1 - 12件を表示

春告げ坂―小石川診療記を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

春告げ坂―小石川診療記を本棚に「積読」で登録しているひと

春告げ坂―小石川診療記の作品紹介

看護人の質は悪く、薬料にも限りがある。思うに任せない坂の上の養生所で仲間たちと奮闘する医師・高橋淳之祐。病に苦しむ貧しい人々に、自分ができることは何なのか…。思いもよらぬ形で父の死の真相がもたらされた時、彼の前に進むべき道が現れる-。爽やかな感動、真っ直ぐな誠。涙と男気が胸をうつ。江戸を駆ける青年医師奮闘記。

春告げ坂―小石川診療記はこんな本です

ツイートする