動物のぞき

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著者 : 幸田文
  • 新潮社 (1994年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103077060

動物のぞきの感想・レビュー・書評

  • ほのぼのと読み終えることが出来ました。1日1章ずつ、ゆっくりとした気持ちになれました。

    それにしても文章が水が流れるかのように、するすると美しい。時々ドキッとするような鋭い文書もあったりで、ハッとさせられました。キリンの話と象の話がとても印象に残った。

    時々クスッと笑えるんだけど競走馬のレースの模様は何だか哀しくって、泣きそうになってしまった。

    あととても懐かしいネタが多くって、ネール首相から贈られたインディラさんとか、あと今はなかなか名前も聞かない(絶滅危惧種なのかな?)禿げ鷹のこと、トンビが空をピーヒョロロと飛んでいるとか、懐かしくって…子供の頃の風景がぱぁ~とよみがえった。(私はトンビが好きで、あの鳴き声も好き♪)今はカラスばっかりでトンビの姿なんて森に行ってもいないから、こういう環境の変化も大いに考えさせられました。

  • 飼い犬のことを書いた随筆がとても好かったので、そういう作品を集めたものかとおもったら、そうではなく動物園へ出かけて気になる動物を見てきたことを書いた本だった。

    この人のどうぶつへのスタンスがいい。
    かわいい。かわいいから気になる。かわいくてかなしくて。という思いだけでどうぶつ達を見ている。
    小難しいことは一切書かずにとにかくその思いだけ。それからいつもの旺盛な好奇心。

    大変好感が持てる。

  • 幸田文の随筆?難しい言い回しは一つもなく、でも美しい日本語で綴られています。土門拳の写真も素敵です。動物が好きな人にもそうでない人にもお勧め。

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動物のぞきはこんな本です

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