建築家 安藤忠雄

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著者 : 安藤忠雄
  • 新潮社 (2008年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103090519

建築家 安藤忠雄の感想・レビュー・書評

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  • かっこいい…。あまりの格好良さに
    一気読みしてしまいました(*・・*)
    ちょっと変わった正方形の装丁も惚れどころ(笑)

    「怒っている」様子を
    ドキュメンタリー番組とかで よく映像に残されいる安藤さんですが
    この本では「怒っている自分」について
    ちゃんと意味があることを教えてくれます。

    「怒り」をエネルギーに変えて、ものを「つくる」こと。
    怒ることは誰だってできるけれど
    それを肯定的な生産に利用できるかは
    「怒り主」の才なんだと思います。
    私も良い「怒り」を自分の中に沸々とさせていたいです。

    怒られたくないし、怒るのって時々面倒くさい
    でもニコニコしているだけでは、やっぱり果しえない事がある。

  • 元気と勇気に溢れた一冊。

    安藤さんの生き様が深く
    しっかりと刻み込まれた
    建築家、安藤忠雄の自伝。

    安藤さんご自身が相当な読書家の為、
    やはり文体が整っていて美しく、
    とても読み易い内容となっています。

    この本を購入したのは、
    ちょうどぼくが初めての個展を
    開催した時で、当時も深く
    感銘を受けた記憶があります。


    今こうして読み返してみて、
    自分がどれほどの影響を
    ここから受けていたか、
    ということに改めて
    気付かされました。

    心の師として、これからも
    安藤さんを慕い、目指し、
    越えていける人間に成りたいと
    改めて強く思いました。

    そしてその入れ物である
    本の装丁が実に堅実で
    美しく読みやすい一冊。


    生きるということ、
    暮らすということ、を
    建築という場で考えつづけ、
    社会を見つめつづけてきた
    建築家の素晴しい自伝。



    読むのにかかった時間:4時間

    こんな方にオススメ:建築家・デザイナー志望の方は必読

  • 装丁がすばらしい

  • ものづくりは根気のいる仕事であるが、モノに生命を与えるという尊い仕事であり、モノに触れて生きているという充実感がある。

    プロボクサーから建築の道へ
    18才の時タイへボクシング留学

    抽象的な言葉として知っていることと、それを実体験として知っていることでは、同じ知識でも、その深さは全く異なる。

    三条 Time's
    それまでの建物は全て高瀬川に背を向けて建てられていた

  • 2017/9/2読了。
    今までの コンクリートのモダンな建物を必要以上に毛嫌いしていた私。
    有機的なものが好きで、コンクリートを無機質なものと思い込んでいたけど、光と陰が織り成す彼の建築物の写真を見て、とても素敵だと思えた。

  • 分厚い本ですが、読みやすい。
    私が、安藤忠雄さんのファンだからかもしれませんが…。

    今読むと、最近知り得た知識とラップする部分があって、面白い。

    住吉の長屋は、シェイカー家具の必要の生み出す生活の美学を考えた。
    コシノヒロコさんの自邸の設計…NHKのカーネーションはまりました…。

    京都の<TIME’S>は、高瀬川の水面に近くまで、外部の床をおろして、日常的に人が川へ近づける場所を作ったと。大学4年の研究室で、京都・奈良に行った時に、夜飲んだ帰りにここで、みんなで水遊びしたな~先生も川に突き落とした人いたな~と、懐かしい場所です。安藤さんの意図を汲んだ使い方でしょう?
    学生の頃か、社会人になりたての頃、安藤さんの講演会に行って、<TIME’S>を作り、頼まれもしないのに隣の敷地に<TIME’SⅡ>の計画案を作って発表などしたら、敷地の持ち主が、作らせてくれた。という話をされていて…「その強引さが素敵❤」と、思ったものです。

    表参道ヒルズは、安藤建築と意識せずに訪れましたが、なだらかなスロープで、店舗が接していて、凄いな~と思った記憶があります。驚きと感動を与え続けてくれる方ですね。

    直島のアートプロジェクトも、ちょっと調べたことがあって…安藤さんが関わっていますね。
    公共空間を、箱物建築ではなく、人が集まる使われる空間にするべく努力されているのも、素敵です。

    この本、ちょっと欲しいかも。

  • 【社会の構造・風潮と対立するゲリラ的建築】
    筆者は、快適性のみを追求するのではなく、住む側が家に合わせて生活を変える「覚悟を試す建築」を作ってきた。クライアントから引き受ける完全委託的な仕事ではなく、議論しながらクライアントと闘い、常に社会構造について問う「ゲリラ的建築」を続けてきた。
    利口に無難な物を建てるのではなく、常に「考える」自由を意識して理想を頑固に提案し続けてきた事が今日の筆者のキャリアに繋がっていると思う。

  • 最高。ブレない軸。溢れ出るエネルギー。ゲリラに私もなりたい。

  • 本の裏を見てびっくり。第20刷。さすが人気なのね。
    そしてこちらに登録しようと思ってびっくり。755人が登録! 前の今里さんの本と比べても、時の人(ちょっとブームの時期とはずれてますが)感が半端ないですね。
    なお、先の今里さんの話と更に比べるなら、どちらかというと前者が建築寄りだったのに対し、こちらの本は、精神論に近かったなぁ。建築かくあるべし、的な。→そういう意味で、前者はカテゴリ 知識本 とし、こちらはノンフィクション としてみました。はは。

    読んでいて思ったのは、やっぱり、ちょっとしたエキセントリック感、かな(笑)。
    もともと興味はあってちらほら気にしてはいた人なんだけど、きちんとこういう精神論とか、思いとか、聞いたこと・読んだことはなかったから、初めてよく分かった、っていう感じでしょうか。施主の気持ち以上の熱い気持ちで自分の中の追い求めて作る建築、ってのが多いなぁと。
    全てが好きかって問われるとそうでもないんだけれど、でも、ときどき、あぁこれは、って思うものがやっぱりある人。それは、思考の柔軟性のおかげでもあると思うけど、なんていうか、理想が先にあって、その精神を実現させるためにどうするかを考えるから、できるんだろうな、と。思いました。

    水の教会は純粋に美しいと思ったし、栃木の採石場を掘った後どうするか?ではなくて、掘る時点から先のことを考えて将来使えるように掘ろうよ、っていう考え方はなるほどなぁって思った(そのとき建築物を建てること、だけではなくて、システム・社会全体の在り方を考えなければ出てこない発想)し、光の教会に関しては、イギリスの村レベルの、昔からある小さな小さな教会の在り方を見て知っている私からしたら、なんかそれがすごく懐かしかったと言うか、すごく同じ神聖さを感じる場所になってました。面白いですね。
    ちなみに、東急渋谷の地下設計もこの人だった、って、初めて知った(笑)。

  • 安藤忠雄ってやっぱり、デザイナーというより、アーティストだなと思った。建築内部に取り込む「自然」(えてして「光」)の「インパクト」を高めるために、外部(つまり都市側)との関係を遮断するという発想は、建築デザインというよりはやはりアートだ。

    また「コンクリート打ちっ放し」を多用する理由として挙げたのは、「挑戦精神を高めるために自らに課す枠組」という、やや肩すかしのような答え。うーん。

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